2022.10.12

毛穴が気になる! 毛穴のタイプ別特徴と毛穴の目立ちにくい肌へのお手入れ方法

ビューティーコラム

肌悩みのなかでも上位に挙げられる「毛穴の目立ち」。毛穴にまつわるお悩みはありませんか? 目立つ毛穴には3つタイプがあるといわれています。今回は毛穴のタイプと、今日からすぐに始められる毛穴対策をご紹介します。


毛穴にはどんなタイプがある?

目立ちやすい毛穴は大きく分けて3タイプあるといわれています。

1. 黒ずみ毛穴

黒ずみ毛穴

額から鼻にかけてのTゾーンや小鼻のまわりなど、皮脂分泌が多い部位にみられるの「黒ずみ毛穴」。主な原因は毛穴につまった角栓です。
角栓とは、はがれ落ちた角質と皮脂が混ざり合って毛穴の中で固まったもの。そのため、皮脂分泌の多い部位でよく見られます。

▶角栓のお手入れ方法について詳しく知りたい方は「目指せ、脱・いちご鼻! 効果的な角栓ケアで毛穴の目立ちにくい素肌へ」をご覧ください。

2. 開き毛穴

開き毛穴

ぽっかり開いた毛穴の“穴”が目立つ「開き毛穴」。Tゾーンや小鼻まわりだけでなく、頬やあごなど顔全体にみられるのが特徴です。主な原因は過剰な皮脂分泌
毛穴の中には皮脂腺という皮脂を分泌する器官があります。皮脂腺から分泌された過剰な皮脂が、毛穴を内側からグッと開いてしまっている状態です。

3. ゆるみ毛穴

ゆるみ毛穴

頬を中心にみられる毛穴が縦長や涙型など、のび広がって見えてしまう「ゆるみ毛穴」。主な原因は乾燥などによってハリがなくなってしまうゆるみです。


どんなタイプの毛穴にも重要なのは“基本的なお手入れ”

毛穴ケアをする女性のイメージ

毛穴ケアというとスペシャルケアが必要なのかな、と思うかもしれません。確かに毛穴に特化したスペシャルケアを行うと「効果があった!」という満足感は高いかもしれませんが、効果を持続させるのは難しいもの。

目立つ毛穴が気になるのであれば、見直したいのが「落とす」・「補う」・「守る」という基本のお手入れ。

基本のお手入れとは、過剰な皮脂を「落とす」ケアできちんと落とし、「補う」ケアで肌の油分-水分バランスを整え、乾燥など肌に悪影響を与えるものから肌を「守る」こと。

▶スキンケアの基本について詳しく知りたい方は「\新年、美肌祈願/原点回帰の保湿ケアで、健やかな美しい肌へ」をご覧ください。

「落とす」ケアの際は、肌に摩擦刺激を与えずに肌に不要なものだけをやさしくオフすることが大切です。
クレンジングをする際は、毛穴が気になる部分をクルクルと小さな円を描くようにやさしくマッサージしてあげるのがおすすめです。
また、洗顔する際は、たっぷりの泡を毛穴にギュッギュッを押し込むにして洗いましょう。ゴシゴシこするのはNGです!


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「補う」ケアでは、水分-油分をバランスよく補うことが重要です。オイリー肌(脂性肌)だからといって、化粧水など水分だけ与えて終わりにするのはNG!
肌の調子に合わせて、油分を含んだゲルや乳液、クリームなどでうるおいにフタをすることが大切です。

「守る」ケアで一番気を付けたいのが紫外線。紫外線は皮脂分泌を促進したり、肌の老化を進行させたりしてしまいます。そのため、毎日の紫外線対策で肌をしっかり守ってあげることが大切です! 特にこれからの寒くなる時期は、日差しが和らぐため紫外線があまり気にならなくなりますが油断は大敵!
1年中、欠かさず紫外線対策をすることが毛穴の目立ちにくい肌への第一歩です。

目立つ毛穴を今すぐケアしたい! といってもなかなか難しいもの。一見、遠回りのように見えますが、基本のお手入れを毎日丁寧に行うことこそが毛穴の目立ちにくい美肌への近道です。

長い目で肌を見つめ、毎日のお手入れを頑張りましょう!

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