用語集

カルテHDにまつわるさまざまな
スキンケア用語を丁寧に解説します。
スキンケアについてより詳しくなりましょう!

インデックス

イチゴ鼻

イチゴ鼻とは、毛穴につまった角栓の毛包漏斗部(※もうほうろうとぶ:肌表面に近い毛穴内部のこと)が空気に触れて酸化した状態になった鼻を表すイメージワード。
イチゴの種のブツブツした状態に似て見えることから、このように言われています。角栓が酸化した状態は黒くなっていることから、「黒ずみ毛穴」とも言われます。

医薬部外品

一般的に「化粧品」と呼ばれる商品の中には、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で、「化粧品」と「医薬部外品」に分類されます。この場合の「医薬部外品」とは、化粧品と医薬品の中間に位置する商品で、ある特定の効能・効果をもつ成分を含み、薬機法により承認された商品のことです。

インナードライ

インナードライとは、皮膚表面は皮脂が浮いているが、肌内部(角層内)は乾いている状態の肌のことを指すイメージワード。
肌は水分不足になると、さらなる乾燥を防ぐために皮脂を分泌することがあります。それによって油水分のバランスが崩れてしまうことがインナードライの原因と考えられています。
こうした状態の時は、化粧水や保湿美容液で水分を充分に補給することが大切です。脂っぽいからといってクリームを全くつけないと、化粧水などで与えた潤いも蒸発しやすい状態になるので、テクスチャーの軽いものを少量つけるなどして、油水分のバランスを取ることを心がけてみてください。

うるおいキープヴェール

肌との親和性が高く、肌表面に密封ヴェールを形成し、肌の凹凸を整え、なめらかでしっとりと柔らかな肌に導きます。

うるおい構造(角層ラメラ)

肌のうるおいをつくりだすのに重要な役割を担う、うるおい構造(角層ラメラ)は、角層細胞と角層細胞の間に存在する細胞間脂質において、水分と油分が交互に重なりあったラメラ構造を形成し、肌内部の水分が外部に蒸散することを防ぎ、肌のうるおいを保ちます。

うるおい浸透カプセル

植物由来成分で保湿効果の高いエモリエントオイルを包みこんだ浸透感に優れたカプセルです。角層の奥深くまで浸透し、うるおいを効果的に届けます。

うるおいバリアCPX

厳選した7つの保湿成分を組み合わせた複合成分です。角層の奥深くまでバランスよく、うるおいを補給し、キメの整ったなめらかな肌に導きます。

(7つの保湿成分)
グリセリルグルコシド・スクワラン・セラミド類似ポリマー(グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体・3種のアミノ酸(セリン・テアニン・アセチルヒドロキシプロリン)・濃グリセリン

エタノール

エタノールとは、アルコールの一種「エチルアルコール」のことで、酒に含まれるアルコールと同じものです。化粧品の成分表示では、「エタノール」と表記されます。化粧品への配合目的は下記の通りです。

・清浄作用(拭き取り用化粧水等の使用目的。皮膚表面の皮脂や汚れなどを浮かせて取り除く効果)
・防腐作用
・収れん作用
・清涼作用
・可溶作用(水や油にとけづらい成分、香料、色素などを溶かし、化粧品の中に均一に混ぜることができる作用)

エマルション

エマルション(エマルジョン)とは、異なる性質の液体が混ざり、濁った状態となった混合液のことです。化粧品の場合は乳液のことを指す場合もあります。

皮膚の保湿能力にとって重要な役割を果たす「天然保湿因子(NMF)」は水溶性、「皮脂」と「細胞間脂質」は油溶性です。
そのため、水性・油性の両方の美容成分を含んだエマルションタイプの化粧品は肌に効率よくうるおいを与えることができます。

エモリエント

天然の皮脂のように肌表面を覆って水分の蒸散を防ぎ、皮膚を柔軟にする働きのことです。

エモリエント成分

エモリエント成分とは、皮膚の表面に滑らかに伸び、肌にうつるおいを閉じ込める働きを持つ油溶性の美容成分のことを指します。

角層

角層とは、肌の最も外側にある層のこと。

肌内部の潤いを守ったり、外界からの刺激・異物侵入から肌を守る重要な役割(バリア機能)を持っています。
肌表面のうるおいは皮脂膜で、角層内部の潤いは天然保湿因子(NMF)と細胞間脂質で保っています。
※唇を除く。唇には皮脂腺も汗腺もないため、皮脂膜はありません。

顆粒層(かりゅうそう)

顆粒層とは、表皮を形成している層のひとつのこと。細胞の中に「ケアトヒアリン顆粒」と「層板顆粒」と呼ばれる特徴的な細胞が多く見られることからこの名前がついた。これらの顆粒は、ターンオーバーで角層に移動するときに、それぞれがNMFと細胞間脂質に変わる。

乾燥肌(ドライスキン)

肌タイプのひとつ。油水分ともに少ない状態のことを指します。

【油分・水分】油分×(少ない) 水分×(少ない)
【特徴】キメは細かいが浅い、もしくは見えにくい状態。
全体的につっぱりやカサつきがあり、ツヤ感ハリ感に欠ける。
目もと、口もとなどに細かいシワが見られる。
毛穴の開きが目立つケースもある。
ファンデーションが部分的に粉っぽい。
【アドバイス】皮脂がつくられにくく、潤いを保つことができなくなっている状態です。季節や環境からのダメージを受けやすいため、油分と水分をバランスよくたっぷり補い、うるおいを保つよう心掛けてください。

黄ぐすみ

黄ぐすみとは、真皮が黄色化することで生じた、くすみの状態のこと。
原因のひとつとして糖化があげられます。食事などから糖質が身体の中にはいると、身体のタンパク質と結合して、タンパク質が劣化し、黄色化するといわれています。この劣化したタンパク質は皮膚の細胞に留まり、1度作られると分解されにくく、加齢とともにとどまりやすくなっていきます。

基底層(きていそう)

基底層とは、表皮を形成している層のひとつのこと。表皮の最下層にあります。
血液から栄養と酸素を受け取り、角化細胞(ケラチノサイト)をつくる基底細胞と、メラニンをつくる色素細胞(メラノサイト)からなっています。

基底膜(きていまく)

基底膜とは、表皮と真皮の結合部分にある約0.1ミクロンの膜のこと。皮膚は表皮、真皮、皮下組織から成るが、基底膜は表皮と真皮をつなぎとめています。表皮と真皮の間で、栄養分や老廃物の交換や、コミュニケーションをする役割があります。

キメ

キメとは、皮膚の表面にある細かい凹凸のことを指します。
皮膚の表面には、「皮溝(ひこう)」と呼ばれる細かい溝と、その溝に囲まれている小高い「皮丘(ひきゅう)」が網目のように並ぶ細かい凹凸があり、この凹凸のことを「キメ(肌理)」と呼んでいます。
キメは体を様々な動きに対応させるための「皮膚のゆとり」で皮溝は伸縮する「のびしろ」、皮丘はのびしろの間にある「山」のようなものである。

グリチルリチン酸ジカリウム

肌あれ防止有効成分です。
肌あれしやすい乾燥した肌をすこやかに保ちます。

混合肌(オイリードライスキン)

肌タイプのひとつ。油分が多く、水分が少ない状態のことを指します。

【油分・水分】油分×(過剰) 水分×(少ない)
【特徴】比較的キメは粗い。
部分的、もしくは全体的にカサカサ、ゴワゴワしている。
Tゾーンや頬の毛穴の開きが目立つ。
皮膚が硬い。
ファンデーションが崩れやすい。
【アドバイス】クレンジングや洗顔は落としすぎに注意し、丁寧に行なう。水分をたっぷり補い、油分・水分のバランスを保つこと。

細胞間脂質

角層細胞の間を満たす脂質の総称で、主な成分は、セラミド、コレステロール、脂肪酸等です。細胞間脂質は、水分を含んだ層状構造を形成し、肌内部の水分が外部に蒸散することを防ぎ、肌のうるおいを保ちます。

ささくれ

ささくれとは、人の手の爪の根元や爪床(そうしょう:爪甲の下にある皮膚の部分)部分などの表皮が剥けて、毛羽立った状態のこと。
指先のささくれを防止するには、日頃からハンドクリームなどを使用して保湿ケアを行うことが重要です。寒い時期でも、手を洗う際にはお湯ではなくぬるま湯で洗って皮脂の取りすぎを防いだり、手を洗ったあとには毎回ハンドクリームをつけると効果的です。

サンバーン

サンバーンとは、肌が赤くヒリヒリする日やけのことを指します。UV-Bを浴びることにより起こる、皮膚が炎症を起こした状態です。「炎症やシミ、ソバカス」の原因となる他、DNAを傷つけるなど、生体への強い影響があります。

脂性肌(オイリースキン)

肌タイプのひとつ。油分・水分共に多い状態のことを指します。

【油分・水分】油分×(過剰) 水分◎(適量~多い)
【特徴】潤い、弾力があるが脂っぽくべたつく。
キメは粗い。
Tゾーンや頬の毛穴の開き、黒ずみなどが目立つ。
ファンデーションが崩れやすい。
【アドバイス】皮脂の分泌が多いため、皮膚表面がベタつき、そのため汚れが付着しやすい状態です。クレンジングや洗顔は丁寧に行なうとともに、油分量の少ない化粧品を使用するなどして、皮脂コントロールを行なうと良いでしょう。

水分保持能

水分保持能とは、健康な肌が生まれながらに持っている「皮膚中の水分を蒸発させずに蓄える能力」のことを指します。
角層は扁平な角層細胞と、その間を埋める細胞間脂質によって構成されていますが、壁に例えると、角層細胞がブロック、細胞間脂質がセメントの役割を果たして、水分の蒸発を防いでいます。
セメントのようにブロックのスキマを埋める細胞間脂質は、約半分がセラミド、その他コレステロールや脂肪酸などからできていますが、ただ混ざって存在しているのではなく、水分と油分がミルフィーユ状にならび「うるおい構造(角層ラメラ)」を形成しているのが特徴です。

生活紫外線

生活紫外線とは、紫外線のA波(UV-A)のことを指す造語。
A波は、肌に急激な障害を与える作用は弱いため、以前はあまり意識されていなかったが、現在は肌に蓄積的なダメージを与えることが広く知られるようになりました。普段の生活の中で知らないうちにダメージを受けていることから、A波を「生活紫外線」という言葉で表現することもあります。
A波は真皮まで到達し、コラーゲンやエラスチンを変性させます。ダメージが大きいと、コラーゲンやエラスチンは切れたり硬くなったりするため、「シワやたるみ」の原因になる場合もあります。また既にできているメラニン色素を酸化させ、黒くする作用があります。

セラミド

セラミドは細胞間脂質の50%を占める主成分です。肌の水分保持の働きに大きく作用し、肌のうるおいを保つのに重要な役割をもちます。

線維芽細胞(せんいがさいぼう)

線維芽細胞とは、真皮にある細胞で、コラーゲン線維、エラスチン線維、基質を生み出す真皮の母細胞(ぼさいぼう)のこと。加齢とともに、量が減り、それにともない、コラーゲン線維とエラスチン線維の産生量も減少します。

選択洗浄性

選択洗浄性とは、必要なものを残し、不必要なものを洗い流す働きのことを指します。
効果的なスキンケアを行うためには、酸化した皮脂や汚れは洗い流す必要があるが、必要な皮脂やNMFなどは残しておく必要があります。選択洗浄性とはこのような目的のために研究されている洗浄技術を指します。

ソバカス

ソバカスとは幼児期(5歳頃)から思春期までに発生する色素沈着のひとつ。「ソバカス」は通称で、正しくは「雀卵斑(じゃくらんはん)」と言います。
大きさは通常のシミより小さく、顔をはじめ全身にかけて発生することがあります。
顔では、頬や鼻の周りに左右対称に発生し、色は淡い褐色~濃い褐色の小さな斑点で、大きさは直径3mm~5mm位のことが多いです。
紫外線により濃くなる性質があるので、ソバカスをケアするためには紫外線対策は欠かせません。

天然保湿因子(NMF)

角層細胞の中にあり、水分を保持する水溶性の天然保湿成分のこと。
ターンオーバーの過程で作られるアミノ酸が主成分。水分をとらえ逃がさない性質を持ち、潤いのある肌を保つために重要な役割をしている。
NMFとは、ナチュラルモイスチュアライジングファクターの略。

透明感

透明感とは、物体の澄みきった感じや、にごりのない明るい感じを表す状態のことを指します。

肌に対するポジティブなワードとして「透明感のある肌」というものがありますが、透明感のある肌は「多くの光が肌の中へ透過」している状態です。肌の中へ透過した光が、肌の中を照らし、反射して戻るため、光が当たった場所が明るく見えるのです。
この「光が透過しやすい皮膚表面」を一言で表すと、「キメが整った状態」となります。
キメの整った透明感のある肌へ近づけるためのお手入れは、「保湿」が挙げられます。
肌は乾燥するとキメが乱れ、毛穴も目立つ性質があります。また乾燥はターンオーバーの乱れにつながり、さらなる肌トラブルを呼び込みます。毎日の保湿ケアで透明感のある美しい肌を目指しましょう。

ニキビ肌

ニキビ肌とは、ニキビができやすく、治ってもすぐまたできやすい肌をイメージした言葉。
ニキビの直接の原因は、過剰皮脂と角化異常といわれています。遺伝的因子や年齢、環境因子(食生活、ストレス、化粧習慣等)などが引き金となり、過剰皮脂と角化異常を引き起こします。

乳液

乳液とは、保湿成分、エモリエント成分、水の全てが配合されている化粧品のこと。白色粘性の液体で、エマルション(またはエマルジョン)ともいいます。
クリームも「保湿成分」「エモリエント成分」「水」の全てが配合されていますが、乳液はクリームに比べてエモリエント成分の配合量が少ない場合が多く、クリームと比較するとテクスチャーが軽い傾向にあります。

乳化

乳化とは、本来は混ざり合わない「水と油」などの液体を混ざり合った状態で安定させることをいいます。
この本来混ざり合わないものを混ざる状態にとりもつものが界面活性剤です。化粧品の乳液やクリームでは界面活性剤によって「乳化」が行われています。また、化粧品だけでなく、乳化はアイスクリームやチョコレートなどの食品にも広く使われている技術です。

肌タイプ

肌タイプとは、肌の水分量と、皮脂の量のバランスによって肌を分類する考え方のことです。肌質と表現する場合もあります。
具体的には、普通肌(ノーマルスキン)、脂性肌(オイリースキン)、乾燥肌(ドライスキン)、混合肌(オイリードライスキン)の4タイプが挙げられます。

パッチテスト

パッチテストとは、皮膚にアレルギー反応が起きるかどうか(かぶれるかどうか)を調べる検査のこと。
パッチテストの方法は、背中、二の腕の内側の正常な皮膚に、アレルギーの原因と考えられる物質をつけた試験紙つきのフィルム(これをパッチという)を貼って行う。パッチを貼ったままにしておき、48時間後および72時間後に結果を判断します。

※皮膚科専門医の監修のもと行うことをお勧めいたします。

バリア機能

肌には本来、外界からの刺激やウィルスやアレルゲンの体内への侵入を防ぎ、肌のうるおいを留めるバリア機能があります。バリア機能には、①肌表面にある皮脂膜②細胞間脂質③天然保湿因子(NMF)により、肌のうるおいを保ちます。

※Natural Moisturizing Factorのこと

光老化

光老化とは、紫外線のUV-Aの影響で老化をもたらすこと。
紫外線を「光」と表現している。UV-Aは真皮まで侵入し、ハリや弾力を司るコラーゲンやエラスチンを変性させるため、肌の弾力が失われてしまいます。これがシワやたるみの一因となります。またUV-Aを浴びると角層肥厚も起こしやすくなり、皮膚表面がごわついた状態になりがちです。

皮丘

皮丘(ひきゅう)とは、皮膚の表面にある小高い丘のように、高くなっている部分のこと。この皮丘の周りを皮溝(ひこう)と呼ばれる細かい溝が囲んでいて、網目のような細かい凹凸が形成されています。この凹凸のことをキメ(肌理)と呼びます。

皮溝

皮溝(ひこう)とは、皮膚の表面にある細かい溝のこと。その溝に囲まれている小高い皮丘(ひきゅう)からなる網目のような細かい凹凸が形成されています。この凹凸のことをキメ(肌理)と呼びます。

敏感肌

敏感肌とは、外部刺激に対して過敏に反応する肌のこと。外部環境因子や精神的ストレスなども原因となり、角層のバリア機能が弱まり、肌荒れを起こしやすい状態です。

普通肌(ノーマルスキン)

肌タイプのひとつ。油分・水分のバランスが良い状態のことを指します。

【油分・水分】油分◎(適量) 水分◎(適量~多い)
【特徴】潤いにより適度なツヤがあり、なめらか。
キメが整っており、やわらかい。
毛穴はTゾーンくらいしか目立たない。
ファンデーションののりがよく、ヨレやくずれなどが気にならない。
【アドバイス】潤いが保たれ、理想的な状態です。ただ、季節や体調、環境などによって変化を起こす可能性もあります。基本的なケアを継続して今の状態を維持しましょう。

ヘパリン類似物質HD

保水有効成分です。水分をつかんで離さない働きがあり、長時間うるおいをキープします。

ミネラル

ミネラルとは、無機質の栄養素(ナトリウム・マグネシウムなど)のこと。糖質、タンパク質、脂質、ビタミンと並び、5大栄養素のひとつです。ごく少量で生理機能に重要な働きがあります。
ミネラルは人体内で作ることができないため、食品から摂ることが欠かせません。スキンケア化粧品に配合されることもあります。

無添加

無添加とは、特定の物質が使用されていないことを表す表現。ただし、特定の物質が何なのか、明確な規定はありません。
化粧品の場合は、着色料、香料、界面活性剤などを特定の物質としている場合が多いです。

メラニン代謝

メラニン代謝とは、表皮の基底層にあるメラノサイトで作られたメラニンが、表皮細胞(ケラチノサイト)に排出され、ターンオーバーにより表皮細胞とともに肌表面から剥がれ落ちていく過程のことを指します。
メラニン代謝があることで、肌は一定の肌色を保ちますが、ターンオーバーが乱れ、古くなった角層細胞(角質)がスムーズに剥離されなくなると、メラニンが表皮内に残ってしまい、肌がくすんでしまいます。

UV-A

UV-Aとは、紫外線の波長のひとつであるA波のこと。
肌に急激な障害を与える作用は弱いが、肌に蓄積的なダメージを与えます。真皮まで到達し、コラーゲンやエラスチンを変性させる働きがあり、ダメージが大きいと「シワやたるみ」の原因になります。また既にできているメラニン色素を酸化させ、黒くする作用もあります。

UV-B

UV-Bとは、紫外線の波長のひとつであるB波のこと。肌への作用が強く、短時間でもサンバーン(赤くヒリヒリする日やけ)を引き起こします。
炎症やシミ、ソバカスの原因となるほか、肌表面の表皮細胞やDNAを傷つけるなど、生体への強い影響があります。

UV-C

UV-Cとは、紫外線の波長のひとつであるC波のこと。オゾン層によりほぼ吸収されるため、地表にはほとんど届きません。

有棘層(ゆうきょくそう)

有棘層とは、基底層の上にある表皮の中でも一番厚みのある部分です。細胞同士が棘(とげ)のようなものでつながっていることから名づけられました。
細胞の間をリンパ液が満たし、表皮全体に栄養を与える働きがあります。

有効成分

有効成分とは、医薬品、医薬部外品などに含まれる物質のうち、生体に対してなんらかの作用を及ぼすことが認められた成分のこと。

ワセリン

ワセリンとは、肌表面に油分の膜を張り、角層の水分蒸発を防ぐことで知られる油性成分のこと。乾燥を防ぐ効果と外的刺激から保護することから、医薬品やしっとりタイプのクリーム、ハンドクリーム、リップクリームなどによく使われています。

その他にもご不明な点がございましたら、よくあるご質問をご確認ください。