2024.10.11

保湿ケアしてもなぜ乾燥するの?原因とうるおい肌を手に入れるための方法

ビューティーコラム

「毎日きちんと保湿ケアをしているのに肌が乾燥する!」というお悩みをよく聞きますが、なぜ肌は乾燥してしまうのでしょうか? 今回は肌がうるおいを抱え込む仕組みと、きちんとうるおう保湿ケア方法について解説します。


肌がうるおわないのは“うるおい構造”の乱れ

保湿ケアをする女性のイメージ

保湿ケアをしているのに、すぐに肌が乾燥してしまうのは、肌みずからがうるおいを保持するための機能=「バリア機能」が弱まっているためです。

バリア機能とは、肌内部のうるおいを守り、外部刺激を肌内部に侵入させないための機能です。バリア機能が乱れてしまうと、肌内部の水分を保つことができず、肌が乾燥してしまいます。

バリア機能は

✓ 皮脂膜
✓ 天然保湿因子(NMF)
✓ うるおい構造(角層ラメラ)

という3つの要素によって機能しています。

なかでも重要な役割を果たすのが「うるおい構造(角層ラメラ)」

バリア機能のイメージ

うるおい構造が乱れてしまうと、肌内部に水分をため込むことができず、バリア機能が弱まってしまいます。すると、保湿ケアをしても肌はすぐに乾燥してしまいます。

うるおい構造が乱れた肌のイメージ

「毎日きちんと保湿ケアをしているのに肌が乾燥する」というかたは、まずうるおい構造を整えるためのお手入れを始めましょう!


そもそも乾燥肌の原因は?

では、なぜバリア機能が弱まって乾燥肌になってしまうのでしょうか。乾燥肌の原因には以下のようなものが挙げられます。

保湿アイテムの選択ミス
肌に合わない成分が入った保湿アイテムを使っていると、肌は刺激を受けてかえって乾燥してしまうことも。特に、肌が敏感な人は入っている成分などに注意が必要です。また、ひとくちに保湿成分といってもその種類はさまざま。いくつかの種類を試して効果を実感できるものを探していく必要があります。

過度な洗顔やクレンジング不足
洗顔の際に強く顔をこすると、薄い皮膚が刺激を受けて乾燥の原因に。しかし、やさしすぎるケアも禁物です。細かいところまでよくなじませていない、オイルをしっかり乳化させていないなどクレンジングが不十分でメイクが残っていると、肌はダメージを受けてしまいます。

栄養不足や生活習慣の乱れ
健康な肌を保つために必要なビタミン・たんぱく質などの栄養素が不足していると、乾燥肌につながります。また、睡眠不足や疲労、ストレスによっても肌のバリア機能が弱まる可能性があります。

乾燥した環境
空気の乾燥も乾燥肌の大きな原因です。マスクやマフラーなどで顔を隠さず、冷たい風に当たることが多いとより乾燥しやすいでしょう。また冬は湿度が低くなるので、十分な加湿をしなければ家の中にいても肌の水分が奪われます。


効果的な保湿ケアのポイント

保湿において大事なのは、肌がもともと持っているバリア機能を生かしてうるおいをキープすることです。効果的な保湿ケアの方法とポイントを紹介します。

やさしくしっかりと汚れを落とす洗顔
洗顔は、まずクレンジングできちんと皮脂やメイクを落とすことがファーストステップです。鼻や目のキワなど、汚れやメイクが残りがちなところまで丁寧になじませましょう。その後、洗顔料で弾力のあるキメの細かい泡を作り、肌を直接こすらずに泡でやさしく洗います。

化粧水でたっぷりの水分補給
導入美容液を使用する場合を除いて、洗顔後はまず化粧水でたっぷりと水分補給します。指や手のひらで吸い込んでしまわないよう、手塗りではなくコットンでパッティングするとより肌にうるおいを与えられます。

美容液+保湿クリームでうるおいを閉じ込める
化粧水で水分を補給したら、保湿効果の高い美容液でさらにうるおいを与えましょう。その後、水分が逃げないように乳液・保湿クリームで蓋をします。油分が多くべたつきやテカリが気になる場合はティッシュオフをしましょう。べたつきを避けて化粧水のみを使用すると、せっかく与えたうるおいが逃げやすくなってしまいます。

日中のこまめな乾燥対策
朝晩の洗顔後のケアだけでなく、日中も肌が乾燥しないように工夫しましょう。加湿器で部屋の湿度を保ち、気温が低い日に外を歩く場合はマスクやマフラーで冷たい風をブロック。どうしても乾燥が目立つときは、メイクの上から使える保湿スプレーでうるおいを補給するのも効果的です。


うるおい構造を立て直す「うるおいハグケア」

心地よくうるおいハグケアする女性のイメージ

「うるおいハグケア」とは、カルテが提唱している“うるおいをぎゅっと抱きしめて離さない肌”をはぐくむためのお手入れ。

肌みずからがうるおいを抱え込む力をサポートし、乾燥から解放された健やかでうるおい続ける肌を目指します。

うるおいハグケアの5つのアプローチ

うるおいハグケアの“要”ともいえる成分がヘパリン類似物質HD

ヘパリン類似物質HDは、うるおい構造を立て直す働きのある保水有効成分。うるおい構造を立て直すことでバリア機能を整え、みずからうるおいを抱え込める肌へと整える働きがあります。

そのため、「保湿ケアをしてもうるおわない!」と感じているかたでも、ヘパリン類似物質HD配合のカルテHDの保湿アイテムで毎日お手入れを続けると、いつの間にか「乾燥が気にならなくなった!」とご体感いただけるかと思います。

保湿ケアの手ごたえを感じられなくなってきたかたにこそ、お試しいただきたい保水有効成分ヘパリン類似物質HDの効果。

カルテHDの製品には、クレンジング・洗顔を除くすべての製品に保水有効成分ヘパリン類似物質HDが配合されていますので、お好きなアイテムを組み合わせてお手入れしてみてくださいね!

▶うるおいハグケアについてもっと詳しく知りたいかたははじめよう、「うるおいハグケア」! 目指せ、みずからうるおう肌をご覧ください。

※ヘパリン類似物質HDはヘパリン類似物質のことです。


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