2025.09.08
鼻のかみ過ぎで鼻のまわりが肌あれする! 鼻かみ肌トラブルの回避法
ビューティコラム


風邪をひいたときや花粉の時期は、鼻をかむ機会が多くなります。鼻のまわりが赤くなったり痛くなったり皮がむけたりと、肌あれを起こすことはありませんか? 原因はティッシュとの摩擦です。 鼻をかむことは避けられませんが、このような肌あれは一体どうすればよいのでしょうか? この記事では、鼻かみによる肌トラブルを防ぐ方法をご紹介します。
鼻をかむとき、肌への負担は大きい
鼻をかむとき、肌へ最もダメージを与えるのが「ティッシュによる摩擦」です。
しっかり鼻をかもうとすると力も入り、どうしても肌をこすってしまいがちに。鼻をかむ回数が増えると赤みやヒリつき、皮むけなどの肌トラブルへと発展してしまいます。
とくに寒い時期や花粉の時期は、もともと肌がデリケートになっているので、鼻かみによってさらに刺激を受けて鼻まわりの肌トラブルに悩まされる方が急増します。
肌にやさしい鼻のかみ方とお手入れ方法で、鼻かみ肌トラブルを回避しましょう!
鼻の下はデリケートでとても乾燥しやすい場所
鼻の下は顔の中でも皮膚が薄く乾燥しやすいため、外部からの刺激を受けやすいデリケートな部位です。鼻かみのほかにも、食事やマスクの着脱など刺激を受ける機会が多いために肌のバリア機能が壊れやすく、赤み・かゆみ・ヒリつきなどの炎症が起こりやすいといえます。
さらに、炎症が起こった状態を放置すると色素沈着や皮むけが長引き、見た目やメイクのりにも影響が出ることがあります。特に冬場や花粉のシーズンは乾燥や摩擦が重なりやすく、症状が悪化しやすい時期です。
鼻かみ肌トラブル、5つの回避法
1. 肌あたりのやさしいティッシュペーパーを使う

肌に直接触れるティッシュ選びはとても重要です。保湿成分を含んだものや肌あたりのやさしいなめらかな素材のティッシュペーパーを選びましょう。
このようなティッシュペーパーが手元にないときは、ティッシュペーパーにミストやスプレー状の化粧水をひとふきしてから鼻をかむと、摩擦が軽減されます。
2. 鼻をかむときに、こすらない
鼻をかむときギュッと強くおさえてしまったり、最後にゴシゴシこすったりするのはNG! 肌への刺激を最小限にするためにも、ティッシュペーパーをそっと添えて、やさしくふき取るようにしましょう。
鼻をかむ動作は無意識に行いがちなので、肌をこすらないよう意識しながら鼻をかむことが大切です。
3. 鼻をかんだあとは保湿を
鼻をかんだ後の肌は、摩擦によって刺激を受けているので、早めのケアで悪化させないことが大切です。
高い保湿力とエモリエント効果をあわせもつ、バームやクリームなどでお肌を保湿し、外部刺激からも守りましょう。
4. 洗顔後はパックで保湿
念入りな保湿は肌のお手入れの基本です。朝晩の洗顔後に化粧水や乳液・クリームを使うのはもちろんですが、鼻まわりの乾燥が気になるときはフェイスパック(シートマスク)を使用するとよいでしょう。
鼻の下までしっかりカバーできる形状のものや、フィットしやすいよう切り込みが入ったものがおすすめです。
5. 肌に負担をかけない生活を意識する
鼻まわりの肌を健やかに保つためには、日常生活の中でできる限り負担をかけない工夫が欠かせません。
たとえば、長時間のマスク着用は蒸れや摩擦を招き、肌あれの原因になります。また、室内が乾燥していると肌の水分が奪われ、肌のバリア機能が低下しやすくなります。加湿器で湿度を保ち、スキンケアでは十分な保湿を行って肌をこすらずやさしくケアをすることが大切です。
鼻かみのしすぎで肌が敏感になっているときは、メイクの厚塗りや長時間メイクをしたままにすることは避けましょう。さらに、カミソリやシェーバーを使ったうぶ毛処理は肌表面に細かな傷をつけるため、炎症や乾燥があるときは控えるのが無難です。
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肌あれ防止有効成分グリチルリチン酸ジカリウムも配合されているので、鼻かみ肌トラブルへのお手入れにも向いています。
鼻かみ後の早めのケアで、トラブルが起きにくい肌を目指してくださいね。
※ヘパリン類似物質HDはヘパリン類似物質のことです。
