2022.08.10

その“ムズムズ感”、乾燥が原因かも?

ビューティーコラム

なんだか肌がムズムズし、無意識にかいてしまっている……、なんてことはありませんか? その“ムズムズ感”、乾燥が原因かもしれません。今回は乾燥がなぜ“ムズムズ感”の原因となるのか、メカニズムと対策をご紹介します。


乾燥すると肌がムズムズするのはなぜ?

肌を健やかな状態に保つために重要な“バリア機能”

バリア機能とは

✓ 体内から水分が蒸発するのを防ぐ
✓ 外部から異物や刺激が体内へ侵入するのを防ぐ

ため、肌自らがもつ保護機能のことです。

バリア機能のイメージ

▶バリア機能について詳しく知りたい方は『健やかな肌の土台“うるおいバリア”を整えよう!』をご覧ください。

肌が乾燥すると、肌内部の水分は蒸発して外部刺激が肌内部に入り込みやすくなってしまいます。すると、さらに肌は乾燥し、肌あれや敏感症状が起こるといった悪循環に。

ムズムズ感もバリア機能の低下が原因。

私たちの身体には、痒みを感じる知覚神経があります。通常は肌の奥あたりにとどまっていますが、肌が乾燥すると肌の表面近くにまで伸びてきます。

知覚神経のイメージ

すると、知覚神経が外部刺激に過敏に反応し、ムズムズとした不快感を覚え、かきたくなってしまうのです。


乾燥による“ムズムズ感”があるとき、どうすればいい?

大切なことは、ムズムズと不快感を覚えても「かかない」こと。

かいてしまうと、

✓ 肌が傷つき、さらにバリア機能が低下する
✓ 炎症が悪化する

となってしまい、さらにムズムズ感がひどくなるという悪循環に陥ってしまいます。

では、ムズムズ感があって「かきたい!」ときはどうすればよいのでしょうか?

それは「冷やす」こと。

保冷剤のイメージ

タオルにくるんだ保冷剤や氷のうをムズムズ感がある部分に当てるだけで、ムズムズ感は鎮まります。

逆に、温めるとムズムズ感は増してしまうので、入浴時のシャワーや湯船のお湯の温度は40℃くらいを目安とし、熱すぎるお湯を使うのは避けましょう。


乾燥による“ムズムズ感”の予防法

ボディの保湿ケアのイメージ

乾燥によるムズムズ感を予防するためには、 “肌を乾燥させないこと” が大切です。

特に気を付けたいのが入浴時。

✓ 熱すぎるお湯(41℃以上)
✓ 身体を洗うとき、ボディソープは泡立てず、原液を肌に直接つける
✓ 身体を洗うとき、ナイロンタワシなどでゴシゴシ洗う

などは乾燥の原因に。

シャワーも湯船のお湯の温度も40℃を目安にしましょう。熱すぎると、ムズムズ感が増すだけでなく、肌の保湿因子が流れ出てしまい、バリア機能が低下する原因に!

また、ボディソープを原液を肌に直接つけると、肌への刺激となる上、よごれもきちんと落とすことができません。きちんと泡立ててから洗いましょう。泡立てるのが面倒な方は、泡で出てくるタイプのボディソープをおすすめします。

身体を洗う際は、手のひらで優しく洗いましょう。ボディタオルを使いたい場合は、コットンやシルクなど天然素材で肌あたりの優しいものを選びましょう。そのときもゴシゴシこすって洗うのはNGです。

そして、最も重要なことは入浴後、できるだけ早く保湿ケアをすること。
入浴後の肌は、とても乾燥しやすい状態。時間がたてばたつほど肌内部のうるおいは奪われて乾燥してしまいます。

そのため、入浴後はすぐに保湿ケアをしましょう。保湿ケアにはうるおいを与えるだけでなく、バリア機能の要であるうるおい構造(角層ラメラ)を立て直す効果のあるアイテムを選ぶのもおすすめです!

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