2021.03.31

健やかな肌の土台“うるおいバリア”を整えよう!

ビューティーコラム

”バリア機能”という言葉をご存知ですか? バリア機能とは、肌自身が健やかな状態を保つための重要な機能です。バリア機能が乱れると肌が乾燥したり、外部刺激に敏感になってしまったりします。今回は、肌のバリア機能についてご紹介します。


“バリア機能”に重要なNMFと細胞間脂質

バリア機能は肌を健やかに保つための大切な機能です。

バリア機能の主な働きは

✓ 体内から水分が蒸発するのを防ぐ
✓ 外部から異物や刺激が体内へ侵入するのを防ぐ

こと。

バリア機能が整った肌と低下した肌

肌だけでなく身体にとっても重要なバリア機能、実は皮膚表面の“角層”という部分が主に担っているのです。角層の厚さはわずか約0.02mm 、食品用ラップフィルムと同じくらいの非常に薄い層なのです。

角層には、バリア機能に重要な「NMF(天然保湿因子)」「細胞間脂質」が存在します。

「NMF(天然保湿因子)」とは、角層細胞の中にある保湿成分です。アミノ酸を中心とした水溶性の保湿成分で、角層細胞内の水分を保つ役割をしています。

「細胞間脂質」は、角層細胞の間にある保湿成分で、油と水がミルフィーユのように層状に重なりあった「ラメラ構造」を形成し、水分を強力にキープします。

例えるならば、NMFを含んだ角層細胞は“レンガ”で、細胞間脂質は角層細胞(レンガ)をしっかりつなぎとめる“セメント”の役割をしているのです。

角層のイメージ図

角層細胞の間を細胞間脂質が密に並んだ「ラメラ構造」をつくり上げ、肌内部のうるおいを守るとともに、外部刺激を肌内部に入れない、というバリア機能を発揮しているのです。


“バリア機能”を整えることが健やかな肌への第一歩

健やかな肌を守るために重要なバリア機能ですが、とても繊細で過酷な環境では機能が低下してしまいます。バリア機能が低下すると肌内部の水分が蒸発しやすく、外部刺激にも部敏感になってしまいます。

うるおい構造が乱れた肌と整った肌

バリア機能を低下させないためには日々の保湿ケアが重要です。

保湿ケアで重要なのは「肌の水分を補給する」だけでなく、バリア機能を整えることが重要です。バリア機能を整えると肌みずからうるおいを抱え込み、外部刺激から身を守ることができるようになるのです。


朝の”守るケア”と夜の“いたわるケア”でバリア機能を整えよう

健やかで美しい肌の土台となる“バリア機能”。きちんと整った状態をキープするためには、朝と夜、それぞれにあったお手入れを毎日丁寧に行うことが重要です。

スキンケアを丁寧に行う女性

朝の“守るケア”

日中は紫外線や大気汚染物質、マスクなどから肌は刺激を受けやすい環境。そのため、朝はあらゆる外部刺激から肌を守るためのケアが重要です。

“守るケア”ポイント1:たっぷりのうるおいでバリア機能を整える
外部刺激から肌を守るためには肌のバリア機能を整えることが重要。朝は丁寧に保湿ケアをし、うるおいで肌を満たしてバリア機能を整えましょう。目や口の周りなど、乾燥しやすい部位にはクリームなど保護効果の高いアイテムで、でうるおいを閉じ込めておくのもおすすめです。

“守るケア”ポイント2:紫外線対策を万全に
紫外線はシミ・ソバカスの原因だけでなく乾燥や肌あれの原因にもなってしまいます。そのため、朝にUVケアを取り入れることが健康な肌を維持するためにも重要です。

▶紫外線対策について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

夜の“いたわるケア”

夜は肌の細胞や組織などが修復されたりする「美肌成長期」。つまり、夜には美肌が育まれる環境を整えてあげる“いたわるケア”が重要です。

“いたわるケア”ポイント1:就寝前の“追加保湿”を習慣に
夜、入浴後に保湿ケアをしてから就寝までに時間が空いてしまうことはないですか? そんな方は就寝前に“追加保湿”をぜひ習慣にしてください。おすすめはオールインワンジェルをたっぷり塗って寝る“ジェルパック”。就寝中、絶えずうるおいが肌に浸透し続け、朝起きるとふっくらつややかにうるおった肌を実感できます。

“いたわるケア”ポイント2:質のよい睡眠を
睡眠中には“成長ホルモン”という健やかな肌に欠かせないホルモンが分泌されます。成長ホルモンには肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促進する作用があります。肌の生まれ変わりが正しく行われると、バリア機能に重要な「NMF(天然保湿因子)」と「細胞間脂質」も十分な量がつくられます。成長ホルモンは眠りについた直後から3時間前後に多く分泌されるので、質のよい睡眠をとれるように環境を整えましょう。

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