2025.05.30
“肌年齢”の分かれ道は保湿にあり!実年齢に負けない肌を目指すスキンケア
ビューティコラム


「いつも実年齢より上に見られる……」「まだ20代なのに肌が乾燥しがちで老け見えする……」とお悩みのかたはいませんか?
若々しい見た目の大きなポイントになるのが、肌の状態を年齢で表した“肌年齢”です。ハリツヤのあるうるおった肌であれば、実年齢よりも若い印象を与えられます。
肌年齢と実年齢のギャップが気になるかた向けにスキンケアのポイントをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
実年齢と“肌年齢”のギャップ
“肌年齢”とは、肌の状態がどの年齢に相当するかを示した数値で、水分や皮脂の量・キメの細かさ・毛穴・シミの状態などから判断されます。肌年齢は実際の年齢より高いケースも多く、肌年齢と実年齢のギャップは老けて見える大きな原因です。
年齢を重ねると肌年齢は進みますが、スキンケアの不足や生活習慣の乱れがあるとさらに加速してしまいます。このあとご紹介する内容を参考に、実年齢に負けない美肌を目指しましょう。
肌年齢アップを加速させる3つのNG習慣
肌年齢を上げる原因になる3つのNG習慣をご紹介します。日々の生活を見直してみましょう。
クレンジングや洗顔後の保湿が足りない
クレンジング・洗顔をしたあとの保湿が不十分だと肌は乾燥しやすく、肌年齢アップにつながります。スキンケアは化粧水で肌に水分を与えたあとに乳液やクリームで蓋をするのが大切ですが、使用する化粧水の量が少ない場合や、ベタつきを避けて化粧水だけ使用している場合は保湿不足の可能性が高いでしょう。
また、洗顔時に手やタオルで顔を擦ると肌は乾燥しやすく、これも肌年齢アップの原因になります。
曇りの日や室内にいるときに紫外線対策をしない
紫外線は肌に大きなダメージを与え、乾燥・肌あれ・ハリ不足などの原因になります。紫外線は1年中、曇りの日でも降り注いでいるので、日焼け止めを塗らずに外出する習慣があった場合は肌年齢が進んでいる可能性があります。
また、紫外線には窓ガラスを通過するものもあります。室内にいるときも窓から入り込んだ紫外線で肌がダメージを受けているでしょう。
湿度変化による乾燥対策をしない
普段の生活の中には、湿度が大きく変化するシーンがいくつもあります。たとえば、通勤で湿気の多い電車から出た時、加湿器をつけた室内から出た時、逆に夏場に屋外からエアコンの効いた室内に入った時などは、肌が一気に乾燥する場面です。
さらに、マスクの着脱でも肌の周囲の湿度が変わりますが、湿度変化による肌への影響を意識しておらず、保湿スプレーや加湿器の使用が不十分な人が多いと考えられます。
「乾燥」が肌年齢を上げる最大の敵
肌の乾燥は、見た目の肌年齢を上げる最も大きな要素と言えるでしょう。肌のうるおいが失われると、シワ・くすみ・ハリの低下に直結し、一気に老けて見えてしまいます。
実年齢が低いほど肌がうるおっているという印象がありますが、実は、肌がうるおいを保つ機能は20代から低下すると言われています。実年齢に関係なく、早めに適切な保湿ケアを始めることが大切です。
理想の“肌年齢”を叶えるために、今すぐできること
最後に、今日から実践できるスキンケアやアイテムの選び方、正しい生活習慣をご紹介します。
朝晩のスキンケアを見直す
保湿不足による乾燥は肌年齢アップの大きな原因です。朝晩のスキンケアで十分な保湿ができているかチェック。化粧水をたっぷり使ってうるおいを与え、油分が含まれた乳液・クリームで水分を閉じ込めます。
ベタつく場合はティッシュオフをして、テカリやメイク崩れを避けましょう。また、朝の洗顔後は必ず日焼け止めを塗って紫外線対策を欠かさないこともポイントです。美容液や導入美容液をプラスして、さらに保湿をするのもよいでしょう。
肌に必要なのは「与えて・守る」保湿ケア
自分に合ったスキンケアアイテムを選ぶことも大切です。保湿成分にはセラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなどさまざまなものがありますが、近年は「保水有効成分ヘパリン類似物質」が注目されています。
保水有効成分ヘパリン類似物質は、肌にうるおいを与えるだけでなく、与えたうるおいを保つために重要な「うるおい構造(角層ラメラ)」そのものを立て直すという特徴があります。「与えて・守る」役割を持つ新しい保湿成分です。
保湿成分の違いもチェックしながら、ハリツヤのある肌を目指せるスキンケアアイテムを探しましょう。
食事・睡眠など生活習慣の見直し
すこやかな肌をキープするには、スキンケア以外の生活習慣も大切です。栄養バランスが取れた食事を3食きちんと摂り、睡眠時間も十分に確保しましょう。適度な運動を取り入れるなどして、ストレスを溜めすぎないように意識することも大切です。
まとめ
肌の状態がどの年齢に相当するかを表す肌年齢は、実年齢を上回ることも少なくありません。実年齢に負けない肌年齢を目指すためには、若々しい肌の大敵である乾燥を防ぐことが重要です。毎日のスキンケアを見直して十分な保湿をし、紫外線対策も念入りに行いましょう。
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