2022.06.08
“日やけ”には2種類ある!? 日やけを防ぐための正しい紫外線対策
ビューティーコラム
紫外線を浴びることで起こる「日やけ」。実はこの日やけ、2種類あることをご存じでしょうか? 今回は日やけについて詳しく解説するとともに、日やけを防ぐための正しい紫外線対策をご紹介します。
日やけには「サンバーン」と「サンタン」の2種類がある!
一言で「日やけ」といっても、赤くなったり黒くなったりしますよね。
実は、日やけには
✓ 赤くなる日やけ=サンバーン
✓ 黒くなる日やけ=サンタン
の2種類があります。
サンバーン
肌が赤くなる日やけ。
赤くなるだけでなく、ヒリヒリと痛みが伴ったり、ひどい場合は水膨れができたりやけどのようにあることもあります。
紫外線を浴びてから24時間程度が症状のピークとなって、その後は徐々におさまります。
サンタン
肌が黒くなる日やけ。
紫外線を浴びることで、褐色の色素である「メラニン」が大量につくられ、肌が黒く見えます。
日やけを防ぐための正しい紫外線対策
紫外線対策の基本は「日やけ止め」をきちんと塗ること。
紫外線は太陽から直接降り注ぐものだけでなく、空気中のチリなどで散乱したり、地面に反射したりと四方八方から私たちに届きます。
そのため、日傘や帽子だけでは不十分。
日やけ止めをくまなく塗って、あらゆる方向から届く紫外線を防ぐことが重要です。
日やけ止めは朝塗ったら夜までOK、というわけではありません。特にこれからの暑くなる季節は、汗や皮脂で日やけ止めが落ちてしまったり、汗をふいた摩擦でとれてしまったりすることも多くなります。
そのため、2~3時間ごとに塗りなおすのが日やけを防ぐポイント!
今年の夏は「保湿+日やけ止め+こまめな塗りなおし」で日やけを防ぎましょう!
▶日やけ止めの塗り方について詳しく知りたい方は「シミだけじゃない、紫外線で乾燥・肌あれも! 紫外線に負けない肌づくりのコツ」をご覧ください。
また、日やけによる“ほてり”を予防するために、日中の保湿ケアも有効!
カルテHD モイスチュア ミストローションは、ふんわりミストでしっかり保湿できるので、日中の保湿ケアに最適!
日中、乾燥を感じたときだけでなく、日やけ止め塗布後につっぱり感や乾燥感を感じたときにシュッとひとふきして肌をうるおわせるのもおすすめです。
特に日やけで赤くなりやすい方は、「日中の保湿ケア」で“ほてり”を予防してくださいね。
「日やけしにくい」人も紫外線対策は重要
同じ条件で紫外線を浴びたとしても、日やけの仕方や度合いは人によって異なります。
一般的に、色白の人はサンバーンを起こしやすく、色黒の人は起こしにくいといわれています。
逆に、色白の人はサンタンを起こしにくく、色黒の人はサンタンを起こしやすいといわれています。
人によって「日やけ」の仕方は異なりますが、紫外線から受けるダメージは同じ。
紫外線ダメージが蓄積すると、シミだけでなく乾燥やしわ、たるみなどの原因に。
そのため、日やけの影響を肌で実感しにくい人であっても、毎日の紫外線対策をきちんと行うことが大切です。
日やけだけでなく、紫外線の悪影響から肌をまもるためにも、日やけ止めをきちんと塗りましょう!