うるおったツヤ肌を手に入れるためには、保湿が何より大切です。保湿を重視したスキンケアのポイントを解説します。

○化粧水で水分をたっぷりと補給する
クレンジングと洗顔を行い、タオルで水分を拭き取ったら、すぐに化粧水を使用します。皮脂を落とした肌にたっぷりと水分を補給しましょう。手塗りではなくコットンを使うと、より肌の角質層まで浸透しやすくなります。

○美容液でたっぷり保湿し肌を整える
美容液を使用することでうるおいを与え、気になる部分を集中ケアします。美容液の種類や含まれる成分によっても異なりますが、目元や口元など皮膚が薄く乾燥しやすい場所に重点的に使いましょう。洗顔後に使う導入美容液は化粧水の前に使用するものなので注意が必要です。

○乳液やクリームで水分を閉じ込める
油分を多く含んでいる乳液とクリームで蓋をして水分を閉じ込めます。乳液とクリームのどちらか一方ではなく、両方を使用するとより効果的です。ツヤ肌を手に入れるためには、夜だけでなく朝も乳液・クリームを使って保湿するのがポイント。べたつく場合はメイクの前にティッシュオフをしましょう。

○角質ケアも取り入れて透明感をアップ
定期的にスクラブ入りの洗顔料や角質ケア成分が入った洗顔料を使用して、くすみの原因になる古い角質を除去しましょう。使いすぎは禁物ですが、週1～2回を目安にして角質ケアを行うと、肌の透明感アップを目指せます。

肌あれによる乾燥や赤みはツヤ肌の大敵です。間違ったスキンケアをしていると、保湿ケアをしているつもりが実は逆効果ということも。肌あれを防ぐためのポイントをご紹介します。

低刺激処方のアイテムを使用する
自分の肌に合わない成分や、刺激の強い成分が入っていないかチェックは必須です。肌あれが気になる場合は、低刺激処方のアイテムをセレクトしましょう。

スキンケアは保湿を中心にする
ツヤ肌を目指すために大切なことは保湿です。洗顔時に顔をこすりすぎたりすると、肌はかえって荒れてしまう可能性があります。日々のケアは保湿を中心に行い、プラスアルファのスキンケアをやりすぎないようにしましょう。

紫外線対策を徹底する
肌に合わない成分や摩擦のほか、紫外線も肌に大きなダメージを与えます。紫外線は一年中降り注いでいるので、日差しが強くない季節や少しの時間の外出でも日焼け止めは必須です。日焼け止めクリームに加えて、日傘やサングラスも活用しましょう。

乾燥を防いでツヤ肌を手に入れるためには、正しい習慣を身につけることが欠かせません。肌のうるおいを保つために心がけたい日々の生活でのポイントをご紹介します。

こまめな保湿ケア
朝の洗顔後やお風呂上がりだけでなく、日中も保湿を心がけましょう。メイクの上から使える保湿スプレー・保湿ミストを使って、こまめに肌にうるおいを補給します。空気が乾燥する冬は、部屋の加湿もしっかりと行いましょう。

やさしい洗顔を心がける
毎日肌を清潔にすることは重要ですが、クレンジングや洗顔の際に強くこすりすぎるのはNG。肌が刺激を受けて乾燥してしまうので、クレンジングはやさしいタッチで汚れやメイクとなじませて、洗顔はきめの細かいたっぷりの泡でこすらずに行いましょう。普段からむやみに顔を触らないことも意識してみてください。

生活習慣の見直し
十分な睡眠を取り、栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。夜ふかしや無理な食事制限、不摂生が乾燥肌の一因になることも。食事から十分な量のビタミンやたんぱく質を摂取するのはなかなか難しいので、必要に応じてサプリメントも取り入れましょう。ストレスも肌の調子に大きく影響を与えるので、定期的なリフレッシュも大切です。

ツヤ肌を目指せる、効果的な保湿ケアアイテムを選ぶためのポイントをご紹介します。

うるおいをしっかりと保つ高保湿成分に注目
保湿成分にはセラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなど多くの種類があります。また、保水有効成分として近年特に注目されているのが「ヘパリン類似物質」です。肌の保湿に重要な“うるおい構造(角層ラメラ)”を立て直し、肌のうるおいを高めて肌あれを防ぐ役割を持つ保水有効成分です。肌がもともと持つ力を生かしたいかたは、注目してみましょう。

手軽に保湿できるスプレータイプが便利
上で説明したとおり、日中もこまめに保湿することが肌のうるおいを逃さないポイントです。メイクの上からも使えるスプレータイプの化粧水なら、いつでもささっと保湿できて便利。お風呂上がりに首や体まで一気に保湿できることもメリットです。

低刺激処方であるかチェック
敏感肌のかたは、特に成分に注目する必要があります。低刺激処方のアイテムを選びましょう。

まとめ
うるおったツヤ肌を手に入れるためには、効果的なアイテムで、こまめに正しい保湿ケアをすることが大切です。ツヤ肌になりたいのに乾燥で悩んでいる……というかたは、スキンケアの方法が正しいかチェック。さらに、成分や使いやすさに注目して新しい保湿ケアアイテムを選んでみるのもよいでしょう。