2021.01.20
美肌の要! 保湿ケアの重要性|保湿効果UPの裏ワザお手入れ術
ビューティーコラム
健やかで美しい肌、それは毎日の保湿ケアの積み重ねでできている! といっても過言ではないほど、保湿ケアは肌にとって重要なお手入れ。今回は、保湿ケアがなぜ肌に必要なのかを確認しましょう。最後に、保湿効果UPの裏ワザお手入れ術もご紹介します!
保湿ケアは角層の水分と油分のバランス理想的な状態に保つためのお手入れ
「肌がうるおっている」といわれるのは、肌表面の「角層」に20~30%の水分がある状態。角層では、水分と油分がミルフィーユ状に重なりあうことでうるおいを保持しています。そのため、水分をキープするためには、油分も重要。保湿ケアは、水分と油分を補給して角層の水分量を理想的な状態に保つためのお手入れです。
実はこの角層、厚さがわずか約0.02mmしかありません。例えると食品用ラップフィルムと同じくらいの厚さ。この薄い角層には、「うるおい構造(角層ラメラ)」という、角層の水分を保つ働きがあります。
この「うるおい構造」は、肌内部の水分を守るだけでなく、外部刺激から肌を守る役割もあります。つまり、「うるおい構造」がととのっていて、正常に働いてれば肌は健やかで美しい状態を保つことができる、というわけです。
「うるおい構造」が乱れると肌は乾燥して刺激に弱くなる
肌のうるおい構造が乱れると、肌はどうなってしまうのでしょうか?
まず、水分を肌内部に抱え込むことができなくなってしまい、乾燥してしまいます。また、外部刺激が肌内部へ侵入しやすくなってしまい、肌あれを起こしたりいろんな刺激に敏感になってしまいます。
つまり、保湿ケアで重要なのは、「肌の水分を補給する」だけではなく、「うるおい構造」そのものをととのえて、乾燥や肌あれを防いだり、外部刺激から肌を守ることです。
健やかで美しい肌を維持するためにも、「うるおい構造」をととのえるスキンケアをはじめてみましょう!
保湿効果UP!の裏ワザお手入れ術「ダブル乳液ケア」
「肌の調子が悪いな」
「今日はちょっと肌が敏感で化粧水がしみるな」
「化粧水の浸透が悪い気がする」
と感じたら試してほしいのが「ダブル乳液ケア」。やり方はとっても簡単。
洗顔後、最初に乳液を塗布するだけ。その後は、化粧水→乳液をいつも通りのお手入れを続けてください。
実は、角層は水分よりも油分のほうがなじみやすい性質があります。そのため、まず素肌へ油分と水分をバランスよく含む乳液をなじませて、肌をととのえます。それから化粧水で角層全体に水分をゆきわたらせ、さらに乳液をかさねて水分をぎゅっと閉じ込める、というのが「ダブル乳液ケア」です。
スキンケアアイテムの肌なじみを高めて、高い保湿効果を得ることができるので、ぜひお試しください。
特に最近は、長時間のマスク装着による「マスク肌あれ」で肌あれしたり、敏感になっている方も多いかと思います。そんなときこそ、「ダブル乳液ケア」で肌をいたわりながら保湿してうるおい構造をととのえましょう。
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