2022.10.26
手あれを防いで健やかな肌を保つために! 手肌にやさしい手洗いのポイント
ビューティーコラム
健やかな生活をまもるため、とても大切な“手洗い”。ただ、寒い季節になると手あれがつらくて手洗いがつらい……、という方もいるのではないでしょうか? 手あれが深刻な季節が来る前に、正しい手洗いとハンドケアを実践し、健やかで美しい手肌をキープしましょう!
手洗いは感染症予防のために重要!
新型コロナの流行により、その重要性が改めて認識されるようになった“手洗い”。
いろいろなものに触れる機会の多い手指は、病原体も付着しやすい部位。
手で触れた場所に病原体がついていると手に病原体が付着してしまいます。そして、病原体が付いた手で目や鼻の粘膜に触れたり、食事をしたりすると病原体は体内に入り込んでしまいます。
特に冬はインフルエンザやノロウイルスなど様々な感染症が流行しやすい季節。健やかな生活をまもるためにも手洗いにより手指を清潔に保つことはとても重要です。
ただ、冬は手あれが起こりやすい季節でもあります。手があれているときは手洗いや消毒が億劫になってしまいますよね。手あれする前から「手あれを防ぐ手洗い方法」を意識して、健やかで美しい手肌をキープしましょう!
手肌にやさしい手洗い、5つのポイント
1. 手を洗うときはお湯ではなく、水で洗う
お湯で手を洗うと、うるおいをまもる皮脂なども一緒に洗い流されてしまいます。水、もしくは32~34℃くらいの「少し冷たいな」と思うくらいのぬるま湯で洗いましょう。熱すぎるお湯はNGです!
2. ハンドソープや石けんはよく泡立ててやさしく洗う
液体タイプのハンドソープや石けんを手肌に塗りつけるように洗っていませんか? 手洗いも洗顔と同じく、汚れを落とすために重要なのは“泡”です。泡立てずに洗ってしまうと、汚れが落ちにくいだけでなく、手肌に負担をかけることに。泡立てるのが面倒な方は、泡で出るタイプのハンドソープを活用しましょう。
また、洗顔と同様、ゴシゴシ洗いは禁物です!
\洗い残しやすい部位/
指の間(指の股)や指先(特に爪まわり)、親指、手のひらのシワなどは手洗いが不十分になりやすいといわれているので、念入りに洗うようにしましょう!
▶泡の役割を知りたい方は『「泡」で洗顔することが大切な理由』をご覧ください。
3. すすぎは泡が残らないように丁寧に
すすぎ残しは手あれの原因に! 指の間やつめの先、手首などはすすぎ残しが多い部位なので、意識して洗い流してくださいね。
4. 清潔なタオルでやさしく水気をふき取る
ゴシゴシとこするように拭くのではなく、肌にタオルをあてて水分を吸わせるようなイメージで水分をふき取りましょう。ふき残しのないように丁寧にふきとってくださいね。
5. ハンドクリームを塗る
手洗い後、重要なのが保湿ケア。手洗いで失われたうるおいをすぐに補うことが、手あれ予防にとても重要です。指先から手の甲、手のひら、手首までくまなく、丁寧にハンドクリームをなじませましょう。
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※ヘパリン類似物質HDはヘパリン類似物質のことです。