2021.06.23
「お客さまの悩みに寄り添いたい」企画開発者が語るカルテHDへの想い
インタビュー
化粧品会社の株式会社コーセーと皮膚科学領域に特化したマルホ株式会社がタッグを組んで生まれた“カルテHD”。それぞれのフィールドで厚い信頼を得てきた両社が協力してつくりだされたスキンケアとして、発売当初から話題となり根強い人気を集めています。 カルテHDはどのようにして誕生したのでしょうか? また、どんな想いをこめてつくられたのでしょうか? カルテHDの生みの親であるコーセーマルホファーマ株式会社の塩島瞳課長にお話を伺いました!
お客さまの悩みに寄り添う化粧品をつくりたい
ブランドを立ち上げるきっかけとなったのは「お客さまの悩みに寄り添える商品をつくりたい」という想いです。
コーセーは化粧品を70年つくり続けているため、化粧品づくりのノウハウを知り尽くしていると同時に、お客さまの求めるものや好みのテクスチャーなどの知識の蓄積があります。一方、マルホは皮膚科学に特化した研究を100年にわたって行っていて、世界でもトップを誇る技術や知見を持っています。
こんな両社が協力すれば、どんな素晴らしい化粧品ができるだろうと考えたのがきっかけです。
晴れてコーセーとマルホがタッグを組むことになり、「お客さまの肌の健康を維持する“ヘルスケア”に位置するスキンケア」をつくろうと思いました。
素晴らしい素材と優れた技術があわさってできたカルテHD
コーセーとマルホの2社が協力して化粧品をつくるということで年齢や性別問わず、どなたにも使えるスキンケアをつくりたいと思いました。
そこで着目したのが全世代共通の「乾燥」という肌悩み。全世代問わず多くの方が乾燥、そして乾燥に起因する悩みをもっていらっしゃることをもとに商品づくりをすすめました。
マルホはうるおい構造のアプローチできる“ヘパリン類似物質HD※”という、長年実績のある素晴らしい保水有効成分をもっていて、コーセーは効果的に肌へ届ける優れたカプセル処方技術をはじめとして、化粧品の効果を最大限に引き出す処方開発を得意としています。
お料理に例えると、素晴らしい素材と優れた調理法がそろうことで美味しい料理ができますよね。どちらか一方が欠けてもお料理としては不完全となってしまいます。
化粧品もお料理と一緒で、素晴らしい原料と優れた処方技術がそろってはじめて効果的な化粧品が生み出されます。
このようにコーセーとマルホ、お互いの良い部分を活かしてつくり出した化粧品がカルテHDです。
※ヘパリン類似物質HDはヘパリン類似物質のことです。
毎朝食べるシンプルなパンのような存在でありたい
こだわったのは「毎日気持ちよく使い続けられるスキンケアでありたい」ということです。
そのため商品 ラインアップも化粧水・乳液・クリーム・オールインワンゲルとベーシックなものとしました。
スキンケアは毎日のお手入れが大切で継続して使ってもらうことが重要だと思っています。そのため、奇をてらったアイテムではなくベーシックで確実な効果を得られるもの、ということを念頭に商品づくりを進めました。
価格設定も同様で、身近なドラッグストアで買える値段、そして無理なく使い続けることができる価格ということにこだわりました。
例えば、朝食のパンを想像してみてください。
たまに食べるとおいしいお惣菜パンも、毎日食べると食べ飽きたり価格的に負担になったりすることがありますよね。
そんなとき、「やっぱり朝のパンはこのシンプルなパンが安心するよね」というものがあると思うのです。
カルテHDはそんなシンプルなパンのように、みなさまのスキンケアの定番ブランドとして、身近な存在でありたいと思っています。
実は私、カルテHDに関するクチコミやSNSなどすべてに目を通しています(笑)。
なかでも嬉しかったお声が
「とても使いごこちがよかったので家族にも勧めました」
というものです。
ご自身が本当に満足してくださったからこそ、一番大切な存在であるご家族の方にお勧めしてくださったのだなと、とても嬉しく思いました。
今後も皆さまの悩みに寄り添いながら、健やかな肌を維持するアイテムをつくっていきたいと思いますので、ご期待ください!