川島 えり 研究員

PROFILE
2019年、株式会社コーセーに入社。入社当初から現在まで皮膚薬剤研究室に所属。皮膚科学研究から美容成分の効能研究、製品への配合成分の検討や美容コンセプトの策定まで幅広く担い、多くの新商品開発に携わる。
仕事のやりがいは“新たな発見”。「有効成分がどのように肌へ効果をもたらすかというメカニズムを解明したり、成分がもつ効果を新たに発見することにやりがいを感じます。これまで世の中に知られていなかったエキスを研究して新たな効果などを発見できると本当に嬉しいです！」。

肌あれ防止効果をもつ有効成分はグリチルリチン酸ジカリウム以外にもいろいろあるのですが、今回着目したのが肌あれに対するメカニズムです。

グリチルリチン酸ジカリウムには、肌あれ対策となる「消炎作用」があり、肌あれを抑える効果が高いことが分かっています。そのため、カルテＨＤへ配合する肌あれ防止有効成分として、グリチルリチン酸ジカリウムを選びました 。

肌の調子が悪いとき、保湿ケアでうるおいを与えるだけでなく、肌あれ防止有効成分に注目してケアすることも大切です。

肌が乾燥すると、肌内部でいろんな連鎖が発生して“肌あれ”が起こってしまいます。肌があれると、また乾燥がひどくなる……、という悪循環に陥ってしまうため、乾燥や肌あれは繰り返しがちです。

その悪循環を断ち切るために、保水有効成分であるヘパリン類似物質HDや肌あれ防止有効成分グリチルリチン酸ジカリウムが効果的に肌へ働きかけます。
そして、毎日使い続けることで、うるおいあふれた健やかな肌へと導きます。

グリチルリチン酸ジカリウムは、ちょっとした刺激で肌あれを起こしやすい敏感肌の方にもおすすめの成分です！

川島研究員、グリチルリチン酸ジカリウムについて詳しいお話をありがとうございました！
乾燥だけでなく、肌あれにもアプローチするカルテHD。乾燥や肌あれをくり返しがちな方にも最適ですね！ これからの乾燥や肌あれが気になる時期、改めてカルテHDのアイテムでお手入れを継続しようと思いました。

次回は、うるおいバリアCPXについて詳しくお話を伺います！

※ヘパリン類似物質HDはヘパリン類似物質のことです。