2025.06.27

40代・50代から始める新しい美容習慣。“整えて守る”エイジングケアでうるおい肌に

ビューティコラム

#エイジングケア

年齢を重ねて40代・50代になると、肌にはさまざまな変化が起こります。乾燥して小ジワが目立つ、ハリや弾力のなさが気になるなど、エイジングサインによる悩みを抱えているかたは多いのではないでしょうか。

しかし、正しいエイジングケアを行えば、うるおいのある若々しい印象の肌を目指せます。今回は40代・50代向けに毎日のスキンケアやアイテムの選び方のポイントをご紹介。肌の変化が気になっているかたはぜひ最後までご覧ください。

※この記事における「エイジングケア」とは、年齢に応じたケアを指します。


40代・50代の肌で起きていることは?

肌を確認する女性のイメージ

40代・50代になると、肌は水分を保持する力や油分が少なくなり、うるおいが失われます。

これは、コラーゲンやヒアルロン酸の生成に必要な女性ホルモン「エストロゲン」の減少が大きな原因です。乾燥や小ジワが目立つだけでなく、肌のハリや弾力が減るなどの変化が見られます。

肌の状態が変わることで、問題なく使っていたスキンケアアイテムが刺激になったり、厚くなった角層に浸透しづらくなって保湿が十分にできなくなったりすることもあるでしょう。


40代・50代の肌を“整えて守る”スキンケアのルーティン

いくつになってもうるおいのある肌を目指すには、「整える・守る・保つ」の3つを意識したスキンケアを続けることが重要です。最初のステップとして、“整えて守る”洗顔と保湿の方法を見直しましょう。

洗顔は、乾燥や肌あれを防ぐために洗いすぎないことが大切。基本的に1日2回の洗顔にとどめ、たっぷりのきめ細かい泡で摩擦を起こさないように洗います。顔の拭き方も見直し、清潔なやわらかいタオルでこすらず軽く押さえるように拭き取りましょう。

洗顔後のスキンケアは、化粧水で十分に保湿して整えたあと、乳液やクリームなど油分が入ったアイテムで与えた水分を閉じ込めます。油分で蓋をしないとすぐに乾燥してしまうので、夏場でも必ず乳液やクリームを使用して肌を守りましょう。

しかし、肌がうるおいを保持する力を持っていなければ、せっかく与えた水分や油分はすぐに失われてしまいます。次にご紹介するうるおいを“保つ”成分に注目して、40代・50代の肌に適したスキンケアアイテムを選びましょう。


40代・50代が押さえたいうるおいを“保つ”成分とスキンケアアイテム

40代・50代のスキンケアには、一時的にうるおいを与えるだけでなく、肌のバリア機能を補う働きがある成分が適しています。保湿成分の種類や、スキンケアアイテムが持つ効果に注目して選ぶことがおすすめです。

たとえば、「保水有効成分」であるヘパリン類似物質は、肌のうるおいを保つ機能をもつ「うるおい構造(角層ラメラ)」を整えるという特徴を持っています。不足しているものを与えるだけではない、新しい形の保湿成分です。

また、40代・50代の肌はバリア機能に重要なうるおい構造の低下によって、乾燥だけでなく肌あれも起きやすい状態です。薬用成分が入った医薬部外品の化粧水など、乾燥と肌あれを同時にケアできるアイテムを選ぶのがよいでしょう。


スキンケア以外にできる40代・50代のエイジングケア

洗顔や保湿などのスキンケア以外でもエイジングケアは可能です。外的要因をブロックし、体の内側からもケアを行いましょう。

紫外線・花粉などの外的要因から肌を守る
40代・50代の肌はバリア機能が低下しやすく、紫外線・花粉・ホコリなどの外的要因に弱い状態です。特に、紫外線はコラーゲンを減少させる原因でもあります。紫外線は1年中降り注いでいるので、季節を問わず日焼け止めを塗りましょう。

花粉・黄砂が多い季節や乾燥してホコリが舞いやすい季節はマスクやメガネを着けて外出し、室内では空気清浄機を使用するのが効果的です。

室内の乾燥対策を十分に行う
空気の乾燥はシワ・ハリ不足を引き起こして肌を老化させる大きな原因です。室内では加湿器や洗濯物の部屋干しで、湿度を40~60%に保ちましょう。

加湿が必要なのは冬だけではありません。夏もエアコンによって室内の湿度が下がっている状態なので乾燥対策が必要です。冷房も暖房も風を強くしすぎたり直接顔に当たったりしないように注意しましょう。

ビタミンやたんぱく質を積極的に摂る
40代・50代は、食生活にも気をつけましょう。コラーゲンの生成を助けるビタミンCや、抗酸化作用のあるビタミンE・ポリフェノールなどを積極的に摂取することがポイントです。

また、肌を作る成分であるたんぱく質も不足しがちなので、肉や魚、大豆などを意識して多く食べる必要があります。食事で十分な量を摂るのが難しい場合は、プロテインやサプリメントも活用しましょう。

まとめ
40代・50代の肌は女性ホルモンの減少によってうるおいやハリが失われ、外部からの刺激にも弱くなります。

スキンケアで大切なのは、一時的にうるおいを与えるだけではなく、肌を「整える・守る・保つ」の3つをクリアすること。摩擦レスを意識してやさしく洗顔し、スキンケアアイテムは保湿成分の種類や効果に注目して選びましょう。

肌を整えて守るスキンケアで、うるおいが続く若々しい印象の肌を目指してください。


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