2023.05.03
思春期ニキビはなぜできる!? ニキビ予防のための正しいスキンケア
ビューティーコラム
額や頬など、顔全体にポツポツとできる思春期ニキビ。ニキビができると痛いということもありますが、見た目も気になりますよね。思春期ニキビはなぜできるのでしょうか。思春期ニキビの原因と予防法についてご紹介します。
思春期ニキビの原因
思春期ニキビとは、10代~20歳前後のかたにできるニキビのことで、主な原因は皮脂の過剰分泌。額や鼻などの皮脂分泌の多い部位を中心に顔全体にできるのが特徴です。
ニキビができる主な原因は【毛穴の詰まり】【アクネ菌の増殖】【皮脂】の3つです。
毛穴が詰まると、毛穴の内部に皮脂がたまります。すると、皮脂が大好物なニキビの原因菌である“アクネ菌”が閉じた毛穴の中でどんどん増殖し、ニキビができてしまいます。
皮脂の分泌量は、男女ともに思春期以降から20歳くらいにかけて増加します。
皮脂は毛穴の中にある“皮脂腺”という部位から分泌されるため、皮脂分泌量が増えると毛穴が詰まりやすくなり、毛穴が詰まって毛穴内部に皮脂がたまるとアクネ菌が増殖して思春期ニキビができてしまうのです。
思春期ニキビができてしまったら?
思春期ニキビがしまった場合、大切なのが“触らないこと”。
「ニキビを潰す」なんてことは厳禁です! ニキビは例えていうと“傷”のようなもの。ニキビを潰すという行為は、傷口をグリグリとほじくってさらに傷つけること同じです。
ニキビは皮膚疾患の1つなので、自己判断せずに皮膚科を受診することをおすすめします。
特に炎症を起こして痛みのある場合や、一度にたくさんできてしまった場合は必ず皮膚科を受診するようにしましょう。
思春期ニキビの予防法
では、思春期ニキビを予防するにはどうすればよいでしょうか。
最も大切なことは、清潔な状態を保つこと。
丁寧に洗顔をして、よごれや余分な皮脂をきれいに落とすことが大切です。ただ、洗いすぎは禁物! 朝・晩の2回で大丈夫なので、たくさんの泡でやさしく丁寧に洗顔することを心がけましょう。
▶正しい洗顔方法を詳しく知りたいかたは 「泡」で洗顔することが大切な理由 をご覧ください。
メイクをしている場合は、クレンジングもあわせて行いましょう。
「薄化粧だから大丈夫」はアクネ菌には通用しません! 化粧品の油分が肌に残ったままだと酸化して肌の炎症の原因となってしまうことも。クレンジング料を使って丁寧に洗い流して、クリアな素肌にリセットしましょう。
素肌にリセットした後は、保湿ケアをしましょう。ニキビに保湿ケアはNGなのでは……、と思うかたもいますが、大切なことはアイテムの選び方。
化粧品選びのポイントは、「ニキビのもとになりにくい処方(ノンコメドジェニックテスト済み)」のものを選ぶこと。
※すべてのかたにコメドができないというわけではありません。
さらに、ニキビを防ぐ効果のある有効成分グリチルリチン酸ジカリウムなどが配合されたものを選ぶのがおすすめです。
カルテHDから新しく発売された「肌あれ バランスケア」は、「ニキビのもとになりにくい処方(ノンコメドジェニックテスト済み)」であり、ニキビを防ぐ効果のある有効成分グリチルリチン酸ジカリウムも配合されています。
高保湿ケアが叶うのに、使用後の肌はサラサラ・スベスベ。べたつくスキンケアが苦手なかたでも、心地よくお使いいただけます。さらに、うるおいで肌をふっくら満たすため、気になる毛穴を目立ちにくくなるという、嬉しい効果も!
思春期の頃から正しいスキンケア習慣をつけることで、健やかで美しい肌を保つことができます。特に気温が高くなって皮脂分泌量の増える春から夏にかけて、思春期ニキビはできやすいという傾向も。思春期ニキビができやすいかたは、ニキビ予防を意識したお手入れを心がけることが大切です。
スキンケアなんてまだ早いかな!? と思わず、肌トラブルが気にあり始める前に正しいスキンケアで、肌トラブルを予防しましょう!