2025.01.31
小鼻の黒ずみケアは何をすべき?黒ずみ毛穴の原因と対策を紹介
ビューティコラム


鏡を見るたびに気になる、小鼻の毛穴の黒ずみ。いろいろな方法を試してもきれいにならず「高いクレンジングを使えば効果がある?」「鼻パックは絶対にやってはいけない?」などと疑問を抱えているかたは多いのではないでしょうか。
この記事では、小鼻の毛穴の黒ずみの要因に加えて、洗顔・クレンジングのコツや化粧水選びのポイントなどをご紹介します。小鼻の黒ずみの正しいケア方法を学びましょう。
小鼻の黒ずみ毛穴の原因は?
まずは、なぜ小鼻の毛穴が黒ずんでしまうのかを解説します。以下に挙げる原因のうち複数が当てはまる場合もあるので、よくチェックしましょう。
皮脂と古い角質の詰まり
一番に挙げられる黒ずみの原因は、肌のターンオーバーの乱れによって溜まった皮脂や角質が毛穴に詰まっていることです。酸化した皮脂や角質は表面が黒くなり、「いちご鼻」と呼ばれるポツポツとした毛穴が目立つ状態になります。
毛穴の開き
毛穴が開いていることも、毛穴が黒く目立つ原因です。毛穴の開きは皮脂・角栓の詰まりのほか、乾燥による肌のこわばりや加齢による肌のたるみなどによって引き起こされます。
毛穴の産毛
毛穴から生えている産毛が黒く目立っている場合もあります。黒ずんだ角栓だと思っていたものが実は産毛ではないか、チェックしてみましょう。
過剰な洗顔
顔を洗いすぎて肌が乾燥すると、肌のターンオーバーが乱れてしまいます。古い角質が正常に剥がれ落ちずに肌に残るうえ、乾燥をカバーしようと皮脂の分泌が増えて毛穴が詰まる原因になります。
毛穴の色素沈着
毛穴に詰まった角栓を指やピンセットで取るようなケアを行っていると、肌への刺激によって毛穴が色素沈着している可能性があります。
メイクの落とし残し
毛穴に入り込んだメイクを落としきれていないことも、毛穴を目立たせる原因です。特に鼻はキワ・フチなどの汚れが落としづらく、十分にクレンジングできていないこともあるでしょう。
黒ずみ毛穴のケア方法とコツ
小鼻の黒ずみ毛穴は、どのようにケアしたらよいのかをご紹介します。ポイントやコツをお伝えするので、間違ったケアをしていないかチェックしてみましょう。
クレンジングでメイクと皮脂をオフ
クレンジングには、メイクだけでなく皮脂や汚れも落とす役割があります。黒ずみが気になるときは、メイクをしている・していないにかかわらず洗顔の前にクレンジングを使うのがよいでしょう。
濡れた手で使えないクレンジングの場合は、効果を半減させないために必ず手が乾いた状態で使いましょう。
まずは蒸しタオルを。十分な泡立てもポイント
小鼻の毛穴の黒ずみが気になるときは、洗顔時に蒸しタオルを使うのがポイントです。事前に毛穴を開いておくことで汚れを落としやすくなります。蒸しタオルのあとは洗顔ネットでしっかりと泡立ててキメの細かい泡を作り、汚れをやさしく吸着させるように洗いましょう。始めから泡ででてくる洗顔料もおすすめです。
洗顔料は、セラミド・ヒアルロン酸・グリセリンなどの保湿成分が含まれたアイテムをチェック。皮脂が多く毛穴が詰まっている場合でも、肌を乾燥させてはいけません。肌を傷付けず、適度なうるおいを保ちながら皮脂を落とすことが大切です。
乾燥を防ぐ丁寧な保湿が大事。保湿成分にも注目
毛穴が詰まり黒ずんだ肌は、ターンオーバーが乱れている状態。正常な状態に戻すには、肌を丁寧に保湿することがとても大事です。朝晩の洗顔の両方で化粧水・美容液・乳液・クリームなどのアイテムを複数使い、水分を与えて閉じ込めることを意識します。これらのアイテムも、保湿成分がたっぷり含まれているかチェックしましょう。
紫外線を防いで、皮脂の分泌&酸化をブロック
紫外線を浴びると黒ずみ毛穴がさらに悪化する恐れが。紫外線を浴びると汗をかいて皮脂の分泌が増えたり皮脂が酸化したりする可能性があるので、外出時は必ず日焼け止めを塗ることが大切です。日差しの強い時期は日傘や帽子もあわせて使うとよいでしょう。
毛穴の黒ずみ対策の注意点
小鼻の毛穴の黒ずみは、時間をかけて丁寧にケアすることが大切です。すぐにきれいにしたいからといって間違った方法で行うと、肌が傷ついたりかえって毛穴が詰まったりすることも。以下の3点に注意しましょう。
過剰な洗顔をしない
黒ずんだ角栓を落とすために1日に何度も顔を洗うのは避けましょう。洗いすぎると必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥を補うために逆に皮脂の分泌が増える可能性があります。基本的に朝晩2回の洗顔にとどめましょう。キメの細かい泡で、肌を直接こすらずにやさしく洗うこともポイントです。
無理なセルフケアをしない
ピンセットで角栓を取る、指で角栓を押し出すといったケアはNG。肌を傷付ける可能性が高く、毛穴の跡も残りやすいので絶対にやらないようにしましょう。鼻パックやピーリング剤も、やりすぎは乾燥の原因になるので肌の調子を見ながら使うことが大切です。
メイクの厚塗りをしない
黒ずみをカバーするためにファンデーションやコンシーラーを厚塗りすると、毛穴が塞がれてさらに皮脂が詰まるリスクがあります。無理に隠そうと重ね付けはせず、最低限の量を塗るよう意識します。油分の少ないタイプであるパウダーファンデーションをブラシで塗ると、比較的毛穴が詰まりにくいでしょう。
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