2023.05.24
脱マスクで“口もとのくすみ”が気になる人が急増! 原因と対策は?
ビューティーコラム
この春からマスク着用が個人の判断にゆだねられるようになり、マスクを外して人に会う機会が増えたかたも多いのでは? そんな中でよく耳にするのが「口もとのくすみが気になる」というお悩み。口もとはなぜくすむのでしょうか? 原因と対策をご紹介します。
口もとがくすむ3大要因
1. 紫外線
紫外線を浴びると、肌内部で“メラニン”という色素ができてシミやくすみの原因となります。
日やけ止めを塗って紫外線対策をしていても、口周り(特に唇の下)は意外と塗り忘れやすいので気をつけないといけません。
マスクをしていると、マスク内部が高温多湿になるため、日やけ止めが落ちてしまいやすい状態。たとえマスクをしていても、日やけどめが落ちてしまうと紫外線を完全に防ぐことはできず、口まわりが日やけしてくすみの原因になってしまいます。
2. 乾燥
肌が乾燥すると光を均一に反射することができず、くすんで見えます。さらに肌表面のキメが乱れたり粉をふいたりすることで、肌の色は暗く沈んで見えてしまいます。
3. 摩擦による色素沈着
洗顔やクレンジングのときにゴシゴシこすっていたり、濡れた顔を拭くときにタオルでゴシゴシこすると摩擦により色素沈着してしまい、くすみや黒ずみの原因となります。 また、長時間のマスク着用によるマスクと肌の摩擦こすれによって色素沈着してしまっていることもあります。
口もとのくすみ対策は?
口もとのくすみが気になる場合はどのようなお手入れをすればよいのでしょうか?
最も大切なことが「毎日の丁寧な保湿ケア」。
くすみ対策というと、美白ケアを想像するかたもいるかもしれませんが、基本のお手入れとしておすすめしたいのは保湿ケア。肌の水分-油分バランスをととのえて健やかな状態に導くことで、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)をサポートすることができます。
美白ケアをプラスする場合は、保湿ケアをベースに+αする形で取り入れることがおすすめです。
保湿ケアを同様に重要なのが「紫外線対策」。毎日きちんと日やけ止めを塗って、肌を紫外線から守りましょう。暑い時期にマスクを着けて外出する場合は、口もとの日やけ止めが落ちてしまいやすいので、意識して塗り直すことが大切です。
口もとのくすみはすぐに解消するものではなく、長い時間をかけてお手入れしなければなりません。毎日の地道で丁寧な保湿ケアや紫外線対策を積み重ね、明るい口もとを目指しましょう!