2026.03.13
乾燥肌・敏感ゆらぎ肌のかたの「もどかしい」気持ちを「自信」に変えたくて。5年越しに実った、一品3役のトーンアップUV乳液。【開発者インタビュー】
インタビュー
「敏感肌対応の日やけ止めや化粧下地は、使い心地はやさしいけど、重たかったり、白浮きしやすかったり、仕上がりも納得ができない。」
そういった印象をもっている方も少なくないのではないでしょうか。実は、カルテHDの開発に携わる私自身も、その一人でした。
肌がゆらいでいる時ほど、外の刺激からまもりたい。けれど、敏感肌対応の日やけ止めや化粧下地に特有のきしみ感や膜を張ったような重苦しさに、かえって肌の負担に感じてしまうことも。
敏感肌だから、気持ちのよさや、仕上がりをあきらめるような敏感肌対応のUVケアアイテムのイメージをくつがえし、本当にお客様に喜んでいただけるものをお届けしたい。
その一心で歩み始めた開発の道のりは、結果として5年という長い月日を要することとなりました。たくさんのこだわりの詰まったトーンアップUV乳液の開発ストーリーをご紹介させていただきます。
理想のテクスチャーを求めた試行錯誤の道のり
今回の新商品「カルテHDトーンアップUV乳液」で、私たちが最も時間をかけたのは、気持ちのよい「なめらかな使用感」と「白浮きのなさ」の両立です。
ノンケミカル処方のUVケアアイテムは粉状の紫外線散乱剤を配合するため、粉同士がかたまってきしみが出たり、白浮きしやすい場合があります。また、ものによっては使用感が重たく、肌になじむまで何度もすり込ませなければならず、敏感な肌では避けたい「まさつ」が生じる可能性があります。
「しっとりするのに、ずるつくことなく肌になじむ。まるで乳液を塗っているような感覚にしたい。」
この理想を叶えるために、コーセーの研究員と何度も議論を重ねました。特に注力したのが、紫外線を防ぐ粉体を均一に分散させる手法です。コーセー研究所の技術経験を駆使し、粉体一つひとつを分散剤でコーティング。これにより、肌にのせた瞬間にみずみずしくのび広がり、数回なでるだけで密着する、理想の「まさつレス」な使い心地にたどり着きました。
納得がいくまで何度も試作を繰り返し、ようやくこの「中身」が完成したときは、皆さまに自信を持って届けられると、胸が熱くなったのを覚えています。
不自然にならない、絶妙なピンクベージュの魔法
次にこだわったのが「色」です。乾燥肌や敏感肌のかたは、乾燥や肌あれによって、顔色の「くすみ」や「赤み」に悩まされており、その悩みは2、3日以上続くことがわかっていました。お仕事や外出でメイクをしなければならない多くのかたにとって、肌がゆらいでいるときの色ムラは、とても大きな悩みです。
当初はホワイトも検討しましたが、白浮きして顔だけが明るくなりすぎてしまうと、かえって不自然に見えてしまいます。逆に、赤みを消そうと濃い色でカバーしすぎると、今度は顔全体が暗い印象になってしまうという問題がありました。特に、最近は、ナチュラルな仕上がりを求めるかたが増えており、素肌感が演出できるものにしたいと強く思っていました。
いくつかの色調を検討した結果、たどり着いたのは「絶妙なピンクベージュ」でした。厚ぬりで隠すのではなく、肌なじみのよい色味と光を味方につけて肌トーンをふわっと明るく見せる。ブルべ・イエベなど、パーソナルカラーを問わず、どんな肌色の方でも健康的で透明感のあるつや感をまとえる色味です。
自然に色ムラがぼかされ、夕方になっても乾燥によるくすみが気にならず、自分の肌を鏡で見るのが少し楽しみになる。これさえ使っていれば肌がゆらいでいるときのメイクも怖くない、そんな頼もしいアイテムを目指ししました。
「ズボラな私」が欲しかった、究極の利便性
実は私、学生時代はアトピー性皮膚炎で悩んでおり、現在も肌の乾燥と戦っています。肌がゆらぐときも多いのですが、その一方で、自分自身をかなりの「ズボラ」だと思っています(笑)。
忙しい朝、子供を公園へ連れて行く前や、急なリモート会議が入ったときなど、化粧水のあとにこれ一本をサッと塗るだけで、乳液・日やけ止め・トーンアップ(化粧下地)までが完了する。この「楽ちんさ」は、忙しい毎日を過ごす皆さまにとって、最大のメリットになるはずだと考えました。
もちろん、カルテHDのアイデンティティである保湿力にも妥協はありません。「うるおい透明感アップCPX*」などの美容成分をふんだんに配合しうるおいケアができるだけでなく、過酷な環境でもうるおいが続くことを確認している製品です。しっとりしたヴェールがつや肌を叶えるだけでなく、花粉・PM2.5といった大気中の微粒子からも肌を物理的にまもります。
これだけの機能を備えながら、石けんで簡単にオフできる低刺激処方。「まもる」ことも「よそおう」ことも、そして「落とす」ことも、すべてにおいて負担感を最小限に考えています。
乾燥肌・敏感ゆらぎ肌の日常に、小さな光を
この「トーンアップUV乳液」は、負担感を減らしたいときのライトメイクやシンプルケアにもご使用いただけるアイテムです。化粧水のあと本品をぬり、必要に応じてお粉などでととのえるだけで、準備が完了します。また、旅行や外出先など、荷物を減らしたいシーンでも大活躍します。低刺激処方で時短なのに、これ一本でパッと肌がととのう。そんな頼もしい存在です。5年間の想いを詰め込んだこの一滴が、皆さまの肌に寄り添い、毎日を少しだけ明るく照らす存在になれたら嬉しいです。
最後に、カルテHDは肌悩みがあっても前に進む、そんなみなさまの人生を微力ながら後押しできるようなブランドでありたいと思っています。乾燥肌や敏感肌であっても、心地よさと美しさを、ぜひ欲張りに楽しんでいただきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
*※うるおい透明感アップCPXはグリセリルグルコシド・セラミド類似ポリマー・3つのアミノ酸・スクワラン・グリコシルトレハロース・濃グリセリンをこだわりの比率で組み合わせた保湿成分です。
※セラミド類似ポリマーはグリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、3つのアミノ酸はセリン・テアニン・アセチルヒドロキシプロリンです。



