2026.05.21
ベタつくのに乾く肌へ。男性のスキンケアにもおすすめな、バランスケアの“ちょうどいい”保湿とは?
ビューティコラム
こんにちは、カルテHDで商品企画を担当している西澤です。
現在、スキンケアやボディケアなど、カテゴリーを問わず幅広い商品企画に携わっています。
商品企画の仕事は、ただ新しいものを考えるだけではありません。市場の変化やお客さまの声をもとにコンセプトを設計し、どんな使い心地なら毎日手に取りたくなるか、どんな成分設計なら肌悩みに寄り添えるかまで考えて形にしています。
今回お話ししたいのは、カルテHDのバランスケアシリーズについてです。ベタつきも気になるのに、乾燥も気になる。そんなアンバランスな肌状態に向き合って生まれたスキンケアで、私自身も愛用しているので、その魅力をお伝えできたらと思います。
理屈だけでは、スキンケアは続かない
私は大学時代、医薬品や化粧品の成分に関する研究をしていました。成分や処方の話は今でもとても好きですし、商品づくりの土台として大切だと思っています。
ただ、実際に化粧品に携わるようになって強く感じるのは、スキンケアは理屈だけでは続かないということです。保湿成分がしっかり入っていることは大切ですが、それだけで「また使いたい」と思えるわけではありません。肌になじませた瞬間に重すぎないか、ベタつきが気にならないか、それでいて物足りなさはないか。そういう使ったときの感覚が、続けやすさにつながっていきます。
私自身、スキンケアは単なる作業ではなく、自分を少し丁寧に扱う時間であってほしいと思っています。最後にハンドプレスをしたときに、「あ、今日はちゃんと整ったな」と感じられる。そういう小さな実感があるからこそ、次の日も自然と手に取りたくなるのではないでしょうか。
ベタつくのに乾く肌に必要なのは、“抑える”より“整える”発想
男性の肌は皮脂によるテカリが気になりやすい一方で、実は水分不足を抱えていることも少なくありません。おでこや鼻まわりはベタつくのに、頬や口もとはつっぱる。洗顔後はカサつくのに、何か塗ると重たく感じる。そんな経験がある方は多いと思います。
こうした肌状態で難しいのは、見た目のベタつきだけで判断すると、必要な保湿まで避けてしまいやすいことです。テカリが気になるから、なるべく何も塗らない。あるいは、さっぱりした感触のものだけで済ませる。でも実際には、うるおいが足りていないからこそ、それを補おうとして皮脂が出やすくなっていることもあります。
だからこそ大切なのは、単純に皮脂を抑え込むことではなく、水分と油分のバランスを整えることです。バランスケアという名前には、その思いが込められています。
目指したのは、“保湿している感”があるのに重たくないこと
バランスケアで大切にしたのは、保湿感と軽やかさを無理なく両立させることでした。
しっかり保湿するアイテムは頼もしさがある一方で、その感触が重たく感じられてしまうこともあります。特にベタつきが気になる方にとっては、その「守られている感じ」が不快さにつながってしまうこともあります。
そこでバランスケアでは、肌表面が必要以上に守られている感覚を覚えにくい設計を目指しました。みずみずしくなじんで、塗布直後の圧迫感は少ない。それでいて、肌にはきちんとうるおい感がある。軽いだけでもなく、ただしっとりするだけでもない。その中間にある“ちょうどいい”保湿感を追いかけています。
また、心地よさは単なる清涼感とも少し違います。アルコールの揮発による一時的なすっきり感ではなく、水分がすっとなじんでいくことで感じられる、自然なみずみずしさ。肌に触れたときに「気持ちいい」と思えるかどうか。そこにも、しっかりこだわっています。
スキンケアは、“整える習慣”として続いていく
私自身にとって、スキンケアは単なる身だしなみ以上のものです。お風呂上がりに肌に触れて、「今日は少し乾燥しているな」とか、「なんだか調子がいいな」と確かめる時間があると、不思議と気持ちが落ち着くことがあります。
私はよく、スキンケアの流れを音楽のように感じることがあります。化粧水のみずみずしさから、乳液で肌が落ち着いていくまでの感触の変化が心地よくて、その時間自体がちょっとした気分転換になっています。
スキンケアを始める理由は、そんなに大げさなものでなくていいと思うんです。清潔感のためでもいいですし、なんとなく気になったからでもいい。きっかけは小さくても、続けていくうちに、肌だけでなく気分の変化にもつながっていく。そこも、スキンケアの面白さだと思っています。
理屈を超えて、「なんかいい」が続くこと
美容やスキンケアを、「ちゃんとやらなければいけないこと」と考えると、どうしても窮屈になってしまいます。でも、自分が少し心地よくなるための習慣だと思えば、見え方はずいぶん変わります。
今日の肌はなんとなく調子がいい。ベタつきが気になりにくい。鏡を見たときの印象が少しだけ前向きに感じられる。そんな小さな“なんかいい”の積み重ねが、毎日を少しだけ気持ちよくしてくれることがあります。
商品企画の立場として私がうれしいのは、成分や処方の理屈そのものを理解してもらうこと以上に、使った方が自分の肌でその心地よさを感じてくれることです。理屈で肌を語るのではなく、肌で理屈を感じてもらうこと。それが、バランスケアの魅力をいちばん自然に伝える方法だと思っています。
ベタつくのに乾く。そんなやっかいな肌悩みに、無理なく寄り添えるものを探しているなら、バランスケアはひとつの入り口になるはずです。スキンケアを特別なものにしすぎず、今日の自分を少しだけ整える習慣として。そんな気持ちで手に取っていただけたらうれしいです。
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