マッサージといえば、肌をこするイメージがあるもしれませんが、こするだけがマッサージではありません！

今回ご紹介するのは手をグーにして第二関節を中心に圧を加えるもの。この方法は肌をこすることがないので、摩擦が気になるかたでも安心してマッサージしていただけます。

摩擦レスなマッサージ方法

手をグーにして第二関節で頬骨に沿うようにゆっくりとじんわり圧を加えていきます。
まずは顔の中心部（①）から。圧を加えているときは、息を鼻からゆっくり吐いてくださいね。5秒ほど圧を加えたら、瞳の真下あたり（②）へ。スライドさせるのではなく、一度肌から手を離して、位置を変えてください。
②は頬骨をグッと持ち上げるようなイメージで5秒ほど圧を加えてください。
そして、顔の外側（③）へ。③は第二関節だけでなく、指も使って“面”で圧をかけるイメージ5秒ほど押してください。
最後はこめかみ（④）です。こめかみも第二関節だけでなく、指も使って“面”で圧をかけるイメージ5秒ほど押してください。これで完了！

このマッサージのポイントは力を入れすぎないこと。手を握りしめているため、ついつい力がはいりやすくなってしまいますが、心地よいと思える程度に押してくださいね。痛みを感じる強さはNGです！

顔のむくみを解消するためには、顔まわりの血流やリンパの流れをよくすることが大切です！

今回は、簡単にできる2つのストレッチをご紹介します。座ったままでもできるので、入浴中やテレビを見ているときなど、“ながら”でもOK！ ぜひ習慣にしてみてくださいね。
※ストレッチ中に痛みや違和感があった場合は、すぐに中止してください。

首まわし

首をゆっくりと右まわりに3回まわします。次に左まわりに3回まわします。
ポイントは、ゆっくりと大きな動きで！

下をむくときは顎をできるだけ胸元に近づけるイメージで(背筋が曲がらないように注意！）、左右を通るときは耳を肩に近づけるイメージで（肩が上がらないように注意！）、後ろを通るときは顎を上に突き出すようなイメージで丁寧に回してください。1周10秒くらのゆっくりな速度で、のびている部分をしっかり感じながら回してくださいね。

胸広げ

両手を頭の後ろで組み、頭の重みを手のひらに預け胸を広げて10秒キープします。
ポイントは

✓ 背筋を伸ばす
✓ ひじは下げず、肩甲骨を寄せるイメージで後ろにひく
✓ 目線は少し上を見る
✓ 息は止めずに、自然な呼吸をつづける

です。

余裕があれば、“天柱（てんちゅう）”という首の付け根あたりの髪の生え際にあるくぼみを親指で押してあげると効果的です。

これらのマッサージ＆ストレッチを朝のメイク前にすると、顔色もよくなり、化粧のりもよくなるのでおすすめです！ 気分もスッキリするので、ぜひお試しください！