2021.12.08
過酷な環境で頑張る手肌にご褒美を! うるおい満ちるハンドケア方法
ビューティーコラム
度重なる手洗いや、消毒。そして、水仕事などで過酷な環境で毎日頑張る手肌。寒くなる季節は手肌の乾燥やカサつき、手あれなどに悩まされやすくなりがちに。頑張る手肌をトラブルから守るためにも、毎日のハンドケアでうるおいのご褒美を! 今回はハンドケアのポイントと効果的な方法をご紹介します。
手肌は乾燥しやすい部位
常に外部の刺激にさらされ、過酷な環境下にある手肌。さらに昨今は新型コロナ感染対策のため、手洗い・アルコール消毒の回数が増加し手肌への負担も増加傾向に。
手肌も顔と同じく、皮脂・天然保湿因子・細胞間脂質の3つの要素によりうるおいを守り、外部刺激から肌内部を守っています。
ただ、手肌には皮脂を分泌する皮脂腺が少なく、うるおいを守る皮脂膜がほとんどありません。その上、常に外部刺激にさらされているため、バリア機能が低下しやすく乾燥しやすい部位なのです。
手肌が乾燥してしまうと、外部刺激が肌内部に入り込みやすくなり、うるおいが逃げてしまいます。すると、手あれやあかぎれ、ひびなどに。それらが悪化すると、見た目だけでなく、不快感など日常生活に支障をきたすことも。
少し乾燥しているだけだから……、と甘く見るのは厳禁!
こまめな保湿ケアをして、うるおいを守ってあげることが重要です。
こまめにハンドクリームを塗る! が重要
ハンドケアの基本は “こまめにハンドクリームを塗ること” 。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、手洗い・アルコール消毒のたびに丁寧にハンドクリームを塗るという基本的なお手入れがとても大切なのです。
こまめにハンドクリームを塗る習慣をつけるためには、
✓手に取りやすい位置にハンドクリームを置いておく
✓出かけるときはハンドクリームを携帯しておく
ことが大切です。
ハンドクリームを塗るとき、どのように塗っていますか?
全体に丁寧に塗ることが重要ですが、意識してほしいのが“指先”。
というのも、指先は手肌の中でもバリア機能が低く、特に乾燥しやすくあれやすい部位。手の甲や手のひらなどの広い部分にササッと塗るだけではなく、指先1本1本にまで丁寧になじませることを意識してくださいね!
時にはご褒美ハンドマッサージを
ハンドクリームを塗るたびに毎回ハンドマッサージをするのは大変ですよね。寝る前のリラックスタイムやティータイムなど、時間と心にゆとりがあるときに実践してほしいのがハンドクリームの効果を高めるご褒美ハンドマッサージ。
ハンドマッサージはハンドクリームの肌なじみを高めるだけでなく、血流もよくなるため、身体もポカポカ。それだけでなく、リラックス効果やリフレッシュ効果も! お肌も心もしっとり満たされるご褒美ハンドマッサージ、ぜひお試しください!
ご褒美ハンドマッサージメソッド
自分自身にはもちろん、ご家族やパートナー、ご友人など身近な方にこのご褒美ハンドマッサージをしてあげるのもおすすめです。心をこめてマッサージすると、うるおいだけでなく安心感や信頼感も高まります。
手と手でつながるコミュニケーション、おすすめです!