2021.12.15
間違った入浴は乾燥肌の原因に!? うるおい美肌を守る入浴法
ビューティーコラム
1日の疲れを癒すバスタイム。寒い日は温かいお風呂に浸かると心も身体もリフレッシュしますよね。ただ、間違った入浴は乾燥肌の原因になるとか!? うるおい美肌を守るために、正しい入浴法を確認しましょう!
うるおい美肌を守るには「お湯の温度」「洗い方」「入浴後の保湿」が重要
入浴時にお肌を乾燥させず、うるおいをキープするために重要なのが
✓ お湯の温度
✓ 洗い方
✓ 入浴後の保湿
の3つ。それぞれ詳しく見てみましょう!
お湯の温度:熱すぎるお湯はNG!
寒い時期、バスタブに浸かると気持ちがいいですよね。ただ、熱すぎるお湯はNG! 熱いお湯は皮膚の最表面でうるおいを守る皮脂膜や角層内部でうるおいを守る細胞間脂質を溶かし出してしまい、乾燥の原因になってしまいます。
肌の乾燥を防ぐためには、お湯の温度は40℃以下がおすすめ。寒い時期は熱いお湯につかりたくなりますが、ぬるめのお湯でゆっくりと温まりましょう。40℃のお湯でも15分も浸かれば身体の芯からポカポカ温まります。
バスタブの湯温だけでなく、身体を洗うときのシャワーの温度も熱すぎるお湯はNGですよ!
洗い方:こすらずにたっぷりの泡で洗う!
身体を洗うとき、大切なのが泡立てて洗うこと。
身体を洗うときは素手、もしくは肌当たりのやさしいコットンやシルクなどの天然素材のボディタオルがおすすめです。
素手で洗うときは、先にボディソープを泡立てネットなどで泡立ててから洗いましょう。ボディソープを泡立てず、原液のまま身体に塗りつけるように洗うのはNGです。泡立てるのが面倒な方は、泡で出るタイプのボディソープを使うのもおすすめです。
ボディタオルを使う場合は、たっぷり泡立ててから肌をやさしくなでるように洗ってください。ゴシゴシこすって洗うのは禁物です!
肌当たりの硬いナイロンタオルやボディブラシは肌への刺激が強く、おすすめできません。乾燥の原因となるだけでなく、色素沈着を起こすこともあるため注意してくださいね。
入浴後の保湿:バスルームから出たらすぐ保湿が鉄則!
バスルームから出ると肌をとりまく温度・湿度が急激に低下するため、肌内部の水分が逃げだしてしまいます。保湿ケアをせずに放置してしまうと、入浴前よりも肌内部の水分量が少なくなってしまう“過乾燥(かかんそう)”状態に! そのため、入浴後はすぐに保湿が鉄則です。
逆に言うと、入浴直後の肌はやわらかくほぐされているため、保湿成分が浸透しやすい状態。絶好の保湿のタイミング!
お風呂上りは、スキンケアにボディケア……。やらなければいけないことがたくさんあって大変ですが、「乾燥のピンチをうるおいチャンスに変える!」という気持ちでお手入れを楽しんでくださいね。